貧乏旅人　アジアの星一番が行く　世界への旅

マダガスカル２２日間の旅　５日目　５月１０日（水）

高原の町を移動です。高度１５００ｍから１３５０ｍへ。
本日も、当然ながら、タクシーブルースに乗って行きます。

９時２０分に、乗り場に着きましたが、タクシーブルースの乗客は、
まだ、たった一人。満席になるまで、出発しません。

３人掛け４列＋助手席で、１４人が集まらねば出発しません。
一体、どの位、待てば、出発するのでしょうか？
本日の、タクシーブルースは、赤のこの車です。








待っていると、本当に沢山の物売りが来るのです。
買わないで申し訳ないと思うのですが、見ていると面白いですよ。

頭の上に乗せて、色んなものを売りに来ます。この娘さん、色んな物を
乗せて、売り歩いています。しばらく見ていましたが、誰も買ってませんよ。








パンも売りに来ます。








この人、ギターを両手に持っていますが、売っている気配はありません。
うろうろしているだけです。どうやって売ろうとしているのでしょう？



植木とか、調理器具とか、柿、みかん、チーズ、電池や鍵、売れるの？
と言うようなものまで、持ち歩いて、客に何か言っています。

売れるのかなー？　
あまりに可哀想に思ったので、アジアの星一番は、ミカンを１個、７円で買いました。






これが、客待ちの人力車です。１回たぶん、数千アリアリだと思うのですね。
と言う事は、７０円位ですよ。１日１０回、客を乗せても、７００円。
大変ですねー、生きるってことは。








丁度２時間待って満席、ようやくタクシーブルースは出発しました。
ですが、途中で、４人も追加で客を拾ったのです。

一番初めから待っていた娘さん、可哀想に、３人席の所へ、５人も
乗せられてしまいました。しかも隣はおっさんですよ。

その後ろも、３人席に４人。その後ろも３人席に４人。
アジアの星一番は、助手席だったので２名以上乗れず、そのまま。
ラッキーでしたねー。

待っている時、後ろの席の方が座り心地よさそうだし、移動しようかなー？
などろ考えたのです。いやー、移動しなくて良かったです。

この車、人だけでなく、途中で、荷物も乗せます。豆の袋のような
物を大量に屋根の上に乗せました。自転車まで乗せています。








もうこれ以上乗せられないって状態で、車は走ります。








景色は良いですねー。癒されます。








高原の移動です。小高い丘が沢山あり、その間を走ります。








段々畑に、家がありました。
ここの道路、道の真ん中や、端に穴が開いている所が多いです。
ですから、アンタナナリボから来る道路のように、ぶっ飛ばす事が出来ません。








２時間４０分かかって、アンブシチャに着きました。
走り出すまで、２時間待ちましたので、４時間４０分です。
走っている時は、景色を見ながらなので早いです。が、待つのは疲れます。

一体、何時に出発数かも分かりませんから。目標の時間がないのです。
それで気疲れしますね。

宿までは、このタクシーを使いました。歩いても簡単に行ける距離ですが、
場所が、全く分からないのです。１８０円のところ、１４５円に負けさせました。

地球の歩き方にも、googleでも、出て来なかったのです。








宿です。立派でしょう？








これが、アジアの星一番の泊まるバンガローです。
一戸建てです。贅沢だなー！








部屋も広くはないですが、綺麗にされています。
これで、５万Ar＝１８００円ですから、物価は安いですね。








シャワー室です。こちら側に、トイレがあります。








宿にチェックインしたのが、１４時２０分、腹ペコです。
ホテルのレストランは高いので、近くの食堂に出かけました。

パンサンドとサラダです。出来るだけ火を通してないのは、食べないように
してはいるのですが、美味しそうなので食べてしまいました。

（今のところ、腹の調子は大丈夫です。）

パンにアリが沢山付いていました。親父に言ったら別のに変えてくれましたが。
パンサンド、サラダ、ジュースもついて、１３００Ar=４５円也、安過ぎです。








腹ごしらえも出来たので、アンブシチャの町を散策に出かけました。
こんな赤い花が咲いています。








町のメインストリートは、丘の上にある感じです。ここは、その丘の
上から、郊外？　を見たところです。








ここが、メインストリートです。大した町ではありませぬ。住民３万人程度。
端から端まで歩きましたが、４５分程度で歩けました。








これが一番大きな建物でした。教会のようです。








夕食は散歩のときに見つけておいたレストランへ行きました。
地元の食堂的なお店、屋台のようなお店を除くと、ここのような
立派なレストランは。３軒しか見つかりませんでした。








まずは、ビールですね。








今夜も豚肉ご飯です。肉の中では、豚肉が好きなのです。
何ソースか分かりませんが、美味しかったです。
ビールに豚肉定食に、コーラも付いて、１１０００Ar=４００円。








ムードを盛り上げる為か、アジアの星一番一人なのに、キャンドルを
立ててくれましたぞ。他のカップルさんにはないのです。
外国人だから、特別サービスだったのかなー？　あんまり意味がないと思うけど？








夕食のレストランは、WiFiがありました。
パソコンを持って行って、ネットに繋げます。そして、昼のテレビ、バイキングを
見ながら食べましたぞ。今時、ほんと便利ですよねー！
新垣結衣が、神対応とか、何とかやっていました。

マダガスカルの田舎都市、アンブシチャのレストランで、日本のテレビを
見ながら食べられるのですよ。

何だか、旅をしているのか、自分の部屋でリラックスしているのか、
分からなくなりました。


そして思ったのですが、ここに１ヶ月、あのバンガローに住んで、
ビールもコーラも飲んで、豚肉も食べて、１ヶ月７万円程度で生活できます。
探せば、もっと安い宿もあるでしょうから、１ヶ月５万円でも可能かも？

小説でも書きながら、１ヶ月位、ゆっくりするのも良いかなー、と。