貧乏旅人　アジアの星一番が行く　世界への旅

うつ病の薬、デパスを、労働厚生省が服用中止にするようにとの
通達を出したとかで、昨年から、掛かりつけ医師から、減らすよう
要請がありました。

今年の３月には、強い口調で、もう薬は出さない、と言われました。
しかし、その時は、一応、従来通り、出してくれたのです。

その剣幕に恐れをなして、１０年以上服用してきたデパスを半分に
減らしたのであります。それが、今年の３月。

その後、特に問題なく、半分服用で、推移して来ました。








その後、チベットの旅、ロシアの旅の時は、体調を崩すと行けないので、
薬半分を、ずっと服用し続けました。

チェンマイへ戻り、体調も戻り、薬中止を試す時が来ました。
で、怖いのですが、服用を２日に１回に減らしたのであります。
それが、８月上旬。

飲まない夜は、やっぱり、睡眠が十分でないような感じです。
ですが、２日に１回服用で、頑張って、続けて来ました。

そして、ついに、１０数日前から、服用を止めました。
眠れない日々が続きますが、昼寝すればいいや、と開き直って
中止しています。

で、睡眠時間ですが、すぐに眠りに着くのですが、問題は、夜中に
目が覚めた以降です。デパス服用時は、そのまま眠れたのですが、
中止して以降、仲々、眠れないのですねー。








そして、朝方、眠れて、ベッドにいる時間は、８時間近くです。
さらに、昼間眠くなり、１時間くらい寝ます。
これは、眠りが浅いからなのでしょう。デパスの服用中止で、睡眠への
影響は出ていると思います。

しかし、それ以外は、影響はなさそうなので、デパスの服用中止を続け、
デパスは、頓服として使用したいと考えております。



以下、参考として、掲載します。

デパスはベンゾジアゼピン系というタイプに属するお薬です。
ベンゾジアゼピン系は、長期・大量に服薬を続けていると
「耐性形成」「依存性形成」が生じると言う事です。

耐性とは、身体がお薬に慣れてきて徐々にお薬の効きが悪くなってくる事。
依存性とは、そのお薬を手放せなくなってしまう、飲まないといても立っても
いられなくなってしまう、という状態です。

耐性は分かりませんが、依存症と言う状態にはなっていないようです。

ベンゾジアゼピン系である、デパスには、下記の効用があります。
＊抗不安作用（不安を和らげる）
＊催眠作用（眠くする）
＊筋弛緩作用（筋肉の緊張をほぐす）
＊抗けいれん作用（けいれんを抑える）

副作用として、下記の症状が現れる。、
＊催眠作用で眠気が生じる
＊筋弛緩作用で、ふらつき、転倒が起こりやすくなる
ふらつきは、現れますが、体調が悪く、うつ病症状の時ですから、デパスの
副作用ではないと思います。


その他、デパスを飲むと、心身をリラックスさせるはたらきがあるため、
頭がボーッとしてしまい物忘れが出現することがありそうです。

物忘れは、多いです。特に、人の名前や、地名など、忘れっぽいです。
これが、デパス服用の副作用ならば、薬を止めたら良くなるのでしょうか？

さらに、デパスを長く使っている高齢者は認知症を発症しやすくなるそうです。

そんな副作用のようですから、出来れば、薬は減らした方が良いですね。