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テーマ:世界への旅(312)
カテゴリ:世界への旅
ギリシャ、イタリア方面の旅23日目 2023年5月7日(日)
ここがスパルタの宿のアジアの星一番の作業机です。今回の旅では 初めてリビングルームのソファベッドですが、個室となりました。 個室の作業机は、作業がはかどります。時間に余裕もあるので、 スパルタ教育とはどんなものだったのか、簡単に調べて見ました。 スパルタ教育とは、 1.赤子の産湯はワイン:アルコールで痙攣を起こす者は虚弱児。虚弱児は 国家の為にならないとして近くのタイゲスト山に捨てた。 2.7歳になると国家の集団養成所に強制入学、義務教育は軍事訓練。 ほとんど裸同然で1日1食。読書、計算、歌、舞踊とともに体育に励む。 3.成人男子は10日に1度の裸体検査:肥満と色白は怠惰の証拠として 処罰される。 4.散歩禁止令:スパルタ人たる者は散歩でなく鍛錬によって健康を維持すべし。 5.母親は戦死した我が子の遺体を検査:向こう傷が多ければ先祖代々の 墓に埋め、後ろ傷が多ければ共同墓地に埋葬する為に放置する。 などです。大変ですなー! 当時のスパルタに生まれなくて良かったです。 ![]() スパルタ郊外の山の斜面にある世界遺産、ミストラ遺跡に行く為に、 バス停まで行きました。しかしながら本日は日曜日、バスは運航して いないと言うのです。 こら! 観光客は、日曜日に沢山来るじゃろ! 運航していないとは どう言うこっちゃ! と怒って見ても運航していないものは運航しません。 止む無くタクシーを探しましたが、タクシーどころか、車さえわずかしか 走っていません。ヒッチハイクで行こうかと、車に向かって手を上げましたが 止まってくれる車はありませんな。 町の中心の方へ歩きます。タクシーは全く走って来ません。 お店も開いてないし聞く人もいません。それで町に近いスパルタ遺跡に 先に行って教会のミサが終わった頃にタクシーを探そうとしました。 たまたまあった、キオスクで聞くとタクシー乗り場があると言います。 そこを目指して歩くと、タクシーが2台止まっていました。 天の助けです。片道15ユーロ=2200「円ですが、乗りました。 タクシーは真っ直ぐ山の方へ向かって走ります。 ![]() 山の坂道をぐんぐん登ります。急坂ですな。 ![]() 15分少々乗ったでしょうか? ミストラ遺跡への歩きの入り口で 降ろして貰いました。歩いて見て回ると2時間と言います。 そして2時間後には、山の下の方でタクシーは待っていると言う事で 話は着きました。帰りも15ユーロです。 登り始めます。 ![]() 入場料がお一人12ユーロ=1800円もします。ここもユーロ圏の 国の65歳以上ならば、半額です。 試しにフランス人と言いましたが、即刻却下されました。 止む無く、48ユーロ支払って、山坂を登って行きます。 ![]() だいぶ登りました。あの白く見える道路がスパルタへ行く道です。 ![]() 城砦に着きました。 ![]() 1249年、スラブ人の監視目的でギョーム2世が建築しました。 彼はここが気に入り多くの時間をここで過ごしたそうです。 ![]() 城砦はカストロと言うようです。観光客が城砦の頂上でガイドの 説明を受けています。 我々はガイドなしなので、遠くを見渡して帰りました。 ![]() ここが城砦(カストロ)の頂上から見た景色です。見晴らしは良いし、 ここで過ごすのはいい気分でしょうな。 ![]() ミストラ宮殿が見えます。 ![]() オギィギトリア教会です。しっかり建物が残っていますね。 14世紀前半に建てられたそうです。 ![]() 反対側から見た、オギィギトリア教会です。 ![]() 内部にも入って見ました。白人さん達は教会に興味があるのでしょう。 じっくり見ていましたぞ。 ![]() 次はアギオス・テオドロス教会です。1296年に建てられたもので、 ミストラ遺跡では最も古い教会との事です。 ![]() 教会内部です。本物かどうか分かりませんが、壁絵が残っています。 ![]() ミストラ宮殿です。 因みにミストラですが、13世紀に十字軍によってペロポネソス半島南部の タイゲトス山脈内に築かれた城郭都市遺跡であります。 ラテン帝国下のアカイア公国、後にはビザンツ帝国(東ローマ帝国)下の モレア専制公領の都市として繁栄したそうです。 山中には城郭都市の遺構やビザンツ様式(ミストラ様式)の教会堂が 残されており、パレオロゴス朝ルネサンスの美しい作品で彩られている。 と、ネットで調べたら記載されていました。 ![]() 下って来ました。要塞があんなに上に見えます。あそこまで登ったのです。 そして瓦礫にしか見えませんが、頂上には監視目的の城砦(カストロ)、 中腹には王宮や高官たちが住んでいた邸宅、下の町には修道院や 教会が点在していました。 ![]() 行きませんでしたが、パンタナサ教会が見えます。尼僧院のようです。 15世紀前半に建てられたようです。 ![]() 11時40分、タクシーは時間ピッタリに迎えに来てくれました。 そしてスパルタ遺跡に向かって走って貰いました。そしたら途中、 美術館に寄ってくれて、この床に描かれているものを見せてくれました。 ![]() どこかで見たような像がありました。スパルタ遺跡へ行く途中、 競技場の前にあります。 これって有名な像ですよね? 忘れましたが・・・。 調べました。レオニダス1世の像ですね。 レオニダス1世は、紀元前480年頃のアギス朝のスパルタ王である。 第二次ペルシャ戦役中のテルモピュライの戦いに300人のスパルタ兵士と 共に参戦し、20万人以上と伝えられるペルシア軍にも互角以上に渡り合い、 最期は壮絶な死を遂げた。その名声はギリシア中に轟き、スパルタ随一の 英雄とされた。 となっています。スパルタの英雄なんですね。 ![]() スパルタ遺跡への入り口です。無料で入れます。 ![]() オリーブの木々が茂る小道を歩きます。 ![]() 遺跡が見えて来ましたが、何なのか分かりません。 ![]() あんまり手入れがされていませんね。草ぼうぼうです。オリーブの木も 大きな幹でなすがままで手入れがされているようには思えません。 ![]() 劇場がありました。保存状態はよろしくないですね。今も補修なのか 分かりませんが工事を行っております。 立派なエピダヴロス古代劇場を見てしまったので、チンケに見えますな。 ![]() スパルタ遺跡を後にしたら競技場がありました。 覗いて見ました。サッカーやっていたり、走っている人もいました。 レオニダス1世の銅像がある裏手に競技場はあります。 ![]() すぐ近くのレストランにやって来ました。不愛想なおねぇちゃんが ウェイトレスの店です。 しかしながら、あなたは綺麗ですね、とお世辞を言ったら、その後は 笑みを浮かべて接してくれるようになりましたぞ。 褒めてみるもんですね。 ![]() 昼ですが、ビールを飲みます。ミストラ遺跡を歩き、スパルタ遺跡も 歩いたので、喉が渇きました。1万5千歩位歩きました。 のりちゃんは、ビールの中瓶を2本ペロリと飲みました。元気ですなー。 ![]() グリークサラダです。もう食事に欠かせません。 ![]() ピザのマルガリータです。チーズしかないですね。ハムとか入った方が 美味しいです。でもマルガリータが一番安いのです。 ![]() この日は日曜日で、ミストラ遺跡へのバスもないし、スーパーが全て 休みです。それで明日の朝食のパンも買えません。 このレストランで出されたパン、一人2個づつあります。これを持ち帰り 明日の朝食にします。お一人様1ユーロ=150円です。 ![]() 宿への帰り道、真っ赤なバラが咲いていました。街路樹の隣です。 綺麗ですね。 ![]() これは、ミストラ遺跡でドイツ人が撮ってくれた写真です。ドイツ人は 親しくて親切ですね。いつもそう思います。 ![]() 夜はあまりお腹も空いていませんが近くのレストランへ行きました。 又もや、ビールです。飲み過ぎですなー! でも止められません。 ![]() グリークサラダです。全体の写真を撮るのを忘れました。 ![]() スブラキです。1本2ユーロ=300円です。昨夜同様美味しかったです。 ![]() 本日は、ミストラ遺跡を歩き、スパルタ遺跡も歩き、バス亭にも行ったりで かなり歩きました。万歩計を見たら、1万7千歩です。 結構疲れましたぞ。 明日は、8時間ほどのバスの移動時間となります。乗り換え乗り換えで 実際にバスに乗っている時間は、6時間少々だと思いますが、乗り換えの 待ち時間があるので、最悪9時間位かかるかも知れません。 まぁバスの旅は嫌いでないので、良いですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.05.09 10:59:30
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