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国民と天皇と大日本帝国

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2009.11.15
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カテゴリ:大日本帝国興亡史
◇竹槍事件(ウィキペディアよりの抜粋)
・概要
 東條が出した『非常時宣言』の中の「本土決戦」によると、「一億玉砕」の覚悟を国民に訴え、銃後の婦女子に対しても死を決する精神的土壌を育む意味で竹槍訓練を実施した。そうした中、1944年2月23日付の毎日新聞朝刊に「勝利か滅亡か 戦局はここまで来た」「竹槍では間に合わぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」の見出しで新名丈夫記者(当時37歳)の執筆による記事が掲載された。
 新名の記事は「海空軍力を速やかに増強し洋上で戦え」という趣旨で、陸軍の本土決戦構想に反対する海軍の指導によって書かれたものであった。この記事に対し、東條は自分に批判的な記事を書いた新名を二等兵として召集し、激戦地となることが予想される硫黄島へ送ろうとした。これに対し、新名が黒潮会(海軍省記者クラブ)の主任記者であったことから、海軍が召集に抗議した。そのため、新名は海軍の庇護により連隊内で特別待遇を受けて3ヵ月で召集解除になった。その後、東條の意志で陸軍が再召集しようとしたが、海軍が先に国民徴用令によって庇護下に置き、新名を救った。

・影響
 新名が徴兵検査を受けたのは大正時代のことで、その世代は1人も召集されていなかった。
 陸軍は、新名と同世代で大正時代に徴兵検査を受けた人間を250人召集し、丸亀連隊に入営させて辻褄を合わせた。全員が硫黄島の戦いで玉砕・戦死した。
───

◇「竹槍では間に合わぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」/1944年2月23日毎日新聞朝刊
 今こそわれらは戦勢の実相を直視しなければならない。
 戦争は果たして勝っているか、ガダルカナル以来、過去1年半余、わが忠勇なる陸海将士の血戦死闘にもかかわらず、太平洋の戦線は次第に後退の一途を辿り来った血涙の事実をわれわれは深省しなければならない。
 航空兵力が主兵力たり、決戦兵力となった現下の太平洋の戦いにおいて、われわれは航空機が膨大なる消耗戦たる事実を三省しなければならない。
 開戦以来幾多の作戦にわが海洋航空兵力が果したる赫々たる役割とともに、その一面にわれわれがその膨大なる消耗に思ひをいたさなければならない、ガダルカナル以来のわが戦線が次第に後退のやむなきに至ったのも、アッツの玉砕も、ギルバートの玉砕も、一にわが海洋航空兵力が量において劣勢であったためではなかろうか。
 航空兵力は海と補給の攻防戦においては決定的威力を発揮する航空機一眼の哨戒のコンパスを半径六百海里としても、艦隊の一■夜行程であり、輸送船ならば二■夜以上の航程である、空中戦闘と海上の艦隊決戦において如何に勝利を獲得するとも、海上補給に際して敵航空機の網にかかっては補給はできないのである。
 敵航空機の海上補給攻撃に対してこれを防衛するには、わが航空兵力をもって対抗するほかなきは勿論である、潜水艦の交通破壊戦を防衛するにもまた上空の哨戒に俟たねばならない、太平洋の攻防ともに航空兵力こそ勝敗を鍵を握るものなのである。
 しかも敵は昨年十月廿七日モノ島上陸に火蓋を切ったソロモンの大攻勢作戦以来、南太平洋にも、中部太平洋にも、基地航空力と機動部隊、即ち海軍航空兵力を結集して来攻しつつあるのだ。
 敵の戦法に対してわれらの戦法を対抗せしめねばならない、敵が飛行機で攻めに来るのに、竹槍をもっては戦い得ないのだ。
 問題は戦力の結集である、内戦作戦の有利を発揮するためには兵力の集中による各個撃破が絶対不可欠の条件である、と同様に敵の攻勢に対して挙国一致わが戦力の結集が行なはれねばならないのだ。
 帝国の存亡を決するものはわが海洋航空兵力の飛躍増強に対するわが戦力の終結如何にかかつ存するのではないか。
 日本の抹殺、世界制圧を企てた敵アングロサクソンの野望に対しわれわれは日本の存亡を賭して決起したのである。
 敵が万が一にもわが神州の地に来襲し来らんにはわれらは囚虜の辱しめを受けんよりは肉親相刺し互に祖先の血を守つて■■に殉ぜんのみである。
 しかも敵はいまわが本土防衛の■大戦地に侵攻し来つてその脅威を揮ひつつある。
 われらの骨、われらの血を以てわれらが光輝ある歴史と伝統の皇土を守るべき秋は来たのだ。
─(注:不明文字は推測或いは「■」で表示)


〓勝手に独断と偏見〓

 海軍航空兵力増強による敗北の回避、陸海軍の攻防がベースにあり国民は巻き込まれる。

 選民思想で味付けした「囚虜の辱しめを受けんよりは肉親相刺し」は沖縄等で行なわれる集団自決の奨励に繋がる。





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最終更新日  2009.11.15 18:05:11
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