弱みを強化するなら、強みを発揮する
弱みを強化するために、自分の苦手な分野に敢えて身を置く人がいます。そうするとだんだんと自信がなくなり、自分の強みすら見失ってしまいます。弱味の克服には、わからないところを「人に聞く」というのが有効です。但し、聞くばかりだと、「相手に迷惑をかけるのでは」とストレスを感じたり、「なんでこんなことがわからないのか」とやがて自信が持てなくなってしまいます。そして、「弱味を強化するぞ!」という当初の強い意志が、さらにストレスを増幅させていきます。人には、余裕が必要です。余裕があれば、周りに対して冷静に対処することが出来ます。弱みを強化するには、自分の得意な分野に身を置いてみることが良い場合もあります。自分の得意なところを教えてあげるかわりに、わからないところを教えてもらう・・・Give & Takeは人にとって心地よい関係です。また、弱みを克服するために、高い壁にあたっても、自分の得意なところを発揮しているので、自分を見失うこともありません。余裕と自信は自分が自分であるということを認識するために不可欠です。余裕と自信をしっかり持てるような環境を選択することが弱味の強化につながります。