春の畑の片隅で
引き抜いて捨てられたかぶらに花が・・・
陽の光が一段と明るくなりました
鳥のさえずりも賑やかになりました
視界には少しずつ緑が多くなってきました
花屋さんの店先は色とりどりの花であふれています
自然の恵みはありがたいですねえ
この季節になると毎年心がウキウキしてきます
しかしなにごとにもプラスとマイナスの両面があります
自然の恵みをありがたいと喜んでいると、能登半島に地震
地震列島日本、繰り返される大きな被害には言葉がありません
人間社会はどうでしょう
知人が、最近目に付く熟語として次の四つを挙げました。
「捏造 ネツゾウ」、「拉致 ラチ」、「改竄 カイザン」、「隠蔽 インペイ」
同じ行為でも、これが個人の場合は影響も大したことがない
けれど企業や国の場合は影響がたくさんの人におよび、その罪は重い
なのに、国や企業はその強権のため多くの場合、責任を問われない
いつも貧乏くじを引くのは弱い立場のものだけ
最近次のようなことわざがしきりにボクの頭の中を去来します
這っても黒豆
自分の誤りや失敗に気付いているのに、飽くまでも自分の非をを認めないこと。また、強情を押し通すことの喩え。
黒いものを見て、二人で「虫だ」「黒豆だ」と言い争っていたところ、それが這い出したが、それでも一方は「黒豆だ」と言い張ったという話から。
白馬は馬に非ず
詭弁(きべん)、すなわち、でたらめの論法を言う。戦国時代の思想家・公孫竜(こうそんりゅう)の論法で、「馬」は形について言い、「白」は色について言う、色について言うのと形について言うのとは別物であるから、白馬は馬ではない、というもの。『公孫竜子・白馬論』に見える。本来、「白馬と馬とは同一ではない」という意味だが、一般に「白馬は馬に属さない」と解されて詭弁の代表となった。
石が流れて木の葉が沈む
沈むはずの石が流れ、浮くはずの木の葉が沈むというように、物事が道理と逆になることのたとえ。