テーマ:日々自然観察(9988)
カテゴリ:野山や海の動植物
ヒーヒーとつらそうな悲鳴をあげている そんなカンカン照りの中で元気なのが雑草たち いま目立つのは、オヒシバ、メヒシバ スベリヒユ、タカサブロウなど 他にも見慣れてはいるが名前をしらない草が たくさんはびこっている 今回はその中からオヒシバ、メヒシバの紹介 オヒシバ(雄日芝)、イネ科の一年草 別名:チカラグサ(力草)、ホトクイ、コッテグサ 写真でわかるように根元で枝分かれして 平べったく地を這うように茎を伸ばす 根が張っているので、これを根こそぎ 引き抜くのはチカラとコツがいる 別名・チカラグサの名の所以でしょうね オヒシバはススキに似た形の穂を出す 種子は成育が進むと一個体あたり数千個つくられ 風によってあらゆるところに飛び散るというから 簡単には退治できないわけですね おまけに毎日踏んづけて歩いていても へこたれずに、したたかに成長を続ける メヒシバ(雌日芝)、イネ科の一年草 オヒシバがあればメヒシバもある 茎が太くて力強いオヒシバに比べて こちらは茎も細く葉も柔らかである オヒシバの茎が平べったいのに対し メヒシバの茎は丸くて細い 写真には写っていないが 先端に穂を付けるのはオヒシバと同じ 横に這った茎の節々からも根を出して どんどん横に広がっていく 引き抜いても何カ所にも根が残るので すぐに芽を出し、退治は厄介である 多分、両方ともみなさんの身近な公園や道端に 見られると思いますが、雑草ということで 名前まで知る人は少ないのでは・・・と 勝手に想像しています(自分もそうだったので) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[野山や海の動植物] カテゴリの最新記事
|
|