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カテゴリ:美の巨人たち
まずは、こんな話から始めたいと思います。
これは、某SNSで見たものであるのですが、バトルロワイヤル(※)という映画のなかで、こんな道路標識が登場してきます。 よっく見てみると、知っている人なら誰もがニヤニヤしちゃいそうなネタにまみれております。 まず、藤岡、佐々木、宮内というのがありますが、これはいずれも仮面ライダーを演じた人です。藤岡と佐々木に「R」のマークがありますが、これはライダーのことですね。それと、藤岡のそばに黒い点がついてますが、これは「藤岡弘、」の「、」のことでしょう。 「宮内出口」と書かれているところに国道のマークで「555」となっているところは、「仮面ライダー555(ファイズ)」のことで、下にある「5.1km」は仮面ライダーが誕生して51年・・・ということでしょうか。 それと、「石森市街」とありますが、この「石」と「森」の間に「ノ」のように見える傷跡があります。 ・・・ということなのですが、私としては、これだけじゃない・・・と思ってしまいました。 実はこの道路の形・・・石ノ森章太郎の生家付近のものとソックリなのでは?なんて思うのですよ。 下から上がっていって左に曲がるところは顕著なところで、その折れ曲がったところにある「石森市街」というのは、まぎれもなく石ノ森章太郎の生家と石ノ森章太郎ふるさと記念館があるところです。さらに、このあたりに安永寺というお寺があるのですが、その山の名前が「石森山」となっているんです。 また、「宮内出口」というところがありますが、この道路標識のとおりに進むと(註:途中で分かれ道があります)、前田公園というところがあります。そこには、仮面ライダーV3のモニュメントがあり、これに出演していた宮内洋の手形もあります。 まあ、この場所の地名は、この道路標識の表記どおりに 石森 となっているのですが、読み方は いしのもり となっております。 ただ、なかには、石ノ森章太郎と同様に 石ノ森 という名前をつけているお店などがあるのはご愛敬・・・というところでしょうか。 ・・・と、そんな道路標識の元ネタとなった石ノ森もとい石森にある石ノ森章太郎ふるさと記念館にて、しげの秀一の原画展が開催されております。 ここで展示されているのは、バリバリ伝説、頭文字D、MF.GHOSTの原画となっております。 この作品・・・とりわけ、しげのの作品の醍醐味といったら、そりゃあ、音を視覚化したところにあるのです。 車の音って、今では静かなものとなっておりますが、モータースポーツといったものとなったときには、かなりの騒音が出ます。 たいていの人は迷惑に感じるのですが、スピードに飢えている人にとっては、これがたまらなく心地よいものとなるのです。 スピードを出したときのモーターからの音、カーブにさしかかったときのタイヤから聞こえるきしみの音・・・そういったものが、目を通して脳ミソにガンガンと響いてくるのです。 そんなわけで、こうして原画というものを目の当たりにして、私は擬音のところしか見ませんでした。というか、この擬音のところに、私はしげのの虜になってしまったのです。 なので、家に帰った今でも、頭の中では ギョアアアアアアアア という音が鳴り響いております。 「画業40周年 しげの秀一原画展」 西武池袋本店別館2階西武ギャラリー 2022年11月18日〜30日 福屋広島駅前店8階催場 2023年4月27日〜5月9日 新潟市マンガ・アニメ情報館 2023年5月20日〜7月2日 石ノ森章太郎ふるさと記念館 2023年9月2日〜2024年1月8日 ※・・・「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.10 12:03:40
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