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テーマ:雑学NOW!!
カテゴリ:雑学のススメ(物理系)
テレビや映画でレーザービームで敵を攻撃しているシーンを見たことがありますね。
ドラゴンボールの「かめはめ波」も、スト[2]の「波動拳」もレーザー光線の一種なのでしょうか。 そもそもレーザー光線は、光を究極に束ねた一本の光です。 原理は違いますが、みなさんも虫眼鏡で太陽の光を束ねて紙を焦がした事があるのではないでしょうか。 レーザーも同様に、一本に束ねられた光なので、地球上で最も硬いと言われるダイヤモンドですら、いともたやすく穴を開けてしまいます。 このような強力な光なので、殺人光線にもなりうると誰もが思っているようです。 ところが、このレーザーは水に大変弱いのです。 人間の体の90%以上が水で出来ているので、レーザーが当たっても全くの無害です。 このレーザーは、電気製品やCDプレーヤー、医療機器など幅広く使われ、人を殺すどころか大いに役立っています。 一本の光に絞れるので、海底通信ケーブルにも使われ、何千キロも向こうまで光を届かせています。 病院ではレーザーメスというものがあり、手術の時に役立っています。 レーザーメスを使うと、切りたいところの表面のみを切ることが出来、切り口を瞬間的に焼き切っているので、出血もしません。 最近では近視を直すために、眼球にレーザーを当てて表面の細胞を焼くことなども出来るようになりました。 注: レーザーには多数の周波数帯があり、上記についてはあくまでも一般的な性質です。 波長によっては上記と性質が異なる場合があり、それを利用して製品化しているものもあります。 *ダイアモンドやガラスの加工には紫外線領域のレーザーを使用します。 *出力が大きく、水に作用する周波数帯であれば生物にとっては殺傷力があります。 *レーザーポインターなどを目に直接当てると失明する可能性が大きいので危険です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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