いえっぱかたかん

ちょっと珍しい組み合わせの、弘前での落語会だったが、秋田市よりも近いので行ってみた。お客さんは1300人入る会場に、300人と予想外の少なさ。宣伝不足だったのかもしれない。演目は次のとおり。
一席目　　　　桂枝平　　　　　　子ほめ
二席目　　　　柳家花緑　　　　　寿限無
三席目　　　　柳家花緑　　　　　あたま山
四席目　　　　三遊亭ぐんま　　　新・北三国志
五席目　　　　三遊亭小遊三　　　替り目
花緑師匠は、大サービスの、二席連続で、枕もたっぷりで面白かった。この実力者には、はずれはない。もっと、お客さんが来てもいいはずなのだが。三遊亭ぐんまの新作は、どちらかといえば「笑点」寄りのお客さんにもウケていて、いい出来だった。白鳥師匠の二番弟子ということで、楽しみな存在だ。小遊三師匠の「ヨッパライ噺」は大好きなのだが、特にこの「替り目」は絶品で、何度でも聴きたい。枕の笑点噺もウケていて、大満足だった。主催者が、宣伝・運営を、もう少し、うまくやってくれればと、ちょっと残念。