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カテゴリ:名字の言
コペルニクス的転回 今年は天文学者コペルニクスの生誕550年。彼の著書『回転について』が刊行されたのは、70年の生涯を閉じる1543年だった ▼当時、宗教的権威を背景に誰もが地球を宇宙の中心とする天動説を〝常識〟と信じていた。彼が提唱した地動説は〝非常識〟であった。「コペルニクス的転回」とあるように、地動説が常識の現代から振り返ると、彼の業績は天文学の分野にとどまらず、人類の思想や思考における大改革に多大な影響を与えたことが分かる。 ▼日蓮大聖人は、庶民を代表とする一切衆生の幸福のために仏法を確立し、「人間のための宗教」の哲学と実践を流布された。ゆえに権力者から迫害に次ぐ迫害を受けた (略) ▼池田先生は語る。「人々の心に巣くっていた古い『常識』が打ち破られ、新しい『常識』が生き生きと語られ始めるとき、時代は変わり、世界は変わる」。生命尊厳の哲理を確信を込めて語り、時代精神に高め、地域を、世界を変えていきたい。そのための対話へ、まず自分から一歩を踏み出そう。
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Last updated
May 19, 2024 06:56:51 AM
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