友岡 雅弥氏講演16 常勝大阪 H6.6.12
■ これに日本でただ一人気が付いた人が日蓮大聖人なんです。日蓮大聖人の門下の人々は、もともと他の日本でおかしくなった仏教をやってました。だから日蓮大聖人のもとに『お盆ですから先祖供養して下さい』『13回忌ですから』と来るわけです。その日に亡くなった人のことを思い出すのは当然ですわ。これは一概に否定はできません。だからと言ってぷかぷか浮いてるぞって言うたら他の宗教になってしまう。それに対して大聖人はすごいんです、素晴らしいことを言うんですよ。まず『あなたのお父さん生きてるときはこういうふうに文永8年の・・大法難の時にはこうやってがんばったぞ』て生きてるときをありありと思い出させるんですよ。もしくは亡くなった子供に対しては、『今どっかで元気で生まれてきてるぞ』て生き生きと思い出させるんですよ。で『その人たちは何をやってくれたら一番嬉しいと思う?』と、こう来るんですよ。例えばみなさんがここで死んでるとする。みなさんのお子さんが何やってくれたら一番嬉しいですか?(つづく)