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テーマ:アニメあれこれ(26645)
カテゴリ:アニメ
赤い三つ目が示す道を進むシュタイン
「急げ!急げシュタイン。偽りの皮膚を脱ぎ捨てろ。肉体の引力に従って歩け。出口を照らす光明が見えてくるんだ」 「とまれ、シュタイン。何処へ行くつもりだ?自宅謹慎の筈だろ」門の前にデスサイズ 「帰り道を捜しているんです。霧が深くて道に迷ってしまった」 「お前、狂気に憑かれたな」狂気進入禁止の標識 「何を言ってるんですか先輩」狂気一方通行の矢印。 歯を剥き唸るデスサイズ 矢印が反対に… 「俺は規律に忠実な番犬だ。狂気が出入りしない様に扉を守ってる」猛犬注意の標識! シュタインの後ろの矢印が二本に! 「今度俺に近づいたら…」吠えるデスサイズ 元来た道を戻るシュタイン。振り返ると…何もない 「如何なってる?」 「皆如何しちゃったのかしら?誰も来ないんじゃ朝練は中止ね」椿 誰もいない教室。赤い雲に覆われた空 「あいつ等の事だ。狂気の波長にビビって外に出られ無えんだろ。今頃は布団を被って震えてやがるのさ。だが心配は要らねえ。鬼神如き俺様一人で秒殺してやるよ」 「俺がいりゃあ一秒もかからねえけどな」ソウル登場 「へへ。強がっておもらしすんじゃねえぜ」塀から降りソウルとハイタッチ 「マカちゃんは?」 「今日はパスだってよ。あいつ博士やクロナの事が気になって何も手につかねえんだよ」 ドアの前に立つマカ 「もう少しの辛抱だよ。メデューサだって釈放されたんだから。クロナだって許してもらえる筈だよ」 「ねえ、シュタイン博士はどうなったの?まだ帰ってこないの?」ドアを隔て話すクロナ「教えてよ。博士がいなくなったのはメデューサ様と関係があるんじゃないの?」 「そうかもしれない。でも心配する事無いよ。博士の事だもん。私達の所へ必ず戻ってきてくれる」 俯くクロナ シュタイン捜索は打ち切り どうして?とマリー もう街の外だとデスサイズ。これ以上の兵士を捜索に割く事は出来ない… 主を失ったツギハギの椅子 メデューサを追いかけて行ったのよとマリー 余計に厄介だとデスサイズ。死武専はあの魔女に手出し出来ない…マリーにはデスサイズスとしての任務もある 「あなたはそれでいいの?デスサイズとしてでなく元相棒として!このまま諦められるの?」 「あいつはずっと戦ってきたんだ。自分の中の狂気と…そう簡単に負ける訳無えんだよ」立ち去るデスサイズ 死神との取引に成功した魔女なんていないとメデューサの髪を梳きながら褒めそやすエルカ これからは死神とアラクネが殺し合うのを見守っていればいい だがもしうまくいかなかったら?同時に襲ってくるとフリー 「死神は契約を破ったりはしない。それにアラクネが鬼神をうまく扱えるとは思えない。隙を見て次の行動に移るわ」 今度はどこへ?とエルカ 「恋人を迎えに行くのよ」仄かに笑うメデューサ 霧の街。惑うシュタイン 「泣かないで」目の前に少女 「苦しみの森を抜ければ」 「喜びの湖が待っているわ」別の道から少女 「どれだけ迷っても」後からも少女 「出口は一つ」更にもう一人 「君達も道に迷ったのか?」 「君達?」 少女は一人だけ 「私ねずっと一人だったの…だからとっても嬉しい。あなたに会えて。ついて来て。この先に出口に繋がる扉があるの」 シュタインの手を取る少女 「その子は魔女だよ」背後から別の声 腕に蛇が!振り払うシュタイン。踏むと霧の様に消える蛇 「いつまでもここにいちゃいけないよ。待ってる人がいるんでしょ?」白い学生服に銀髪の少年 「扉を開けて出て行くんだ。でも、魔女には気を付けてね。狂気を連れて行っちゃうと出口には辿りつけない」 振り返るシュタイン。 「どうすればいい?」 「簡単だよ。戻るべき場所を心に思えば良いんだ」 「心に思う…君は一体?」 姿はない 「魔力反応は0…波長でぶっ叩いて無理に起こすか?否何か仕掛けがある筈だ」 BREWを前に頭を悩ますBJ コーヒーを啜るが不味さに閉口!カップを乱暴に置いた拍子にコーヒーが本に… かかった部分がめくれ…エイボンの書に隠されたページ! 大発見だ!と死神様 BREWを動かすためには鍵となる魔道具が必要、至急捜索隊をとBJ。この任務にはキッドが適任 しかし…死神様とBJの行動を疑い余所余所しいキッド 死神様涙! 今は親子の情よりも計画を優先すべきだとBJ。それとアンクルボブにも協力をと声をひそめ真剣な表情のBJ 「お忘れですか?コーヒー屋の親父ですよ!飲めば誰でも踊り出す!アンクルボブのルンバコーヒー!中でもマンデリンは褐色の宝石とも呼ばれる極上で~す!」目を見開き踊り出すBJ 「マンドリン?」 「マンデリン!ですっ」BJ、怖いよ! 彼のコーヒーがないと集中力が持たないBJ。あればもっと早くに発見できた…作業に影響が…と顔を伏せる 猫の手も借りたい程大変なBJ 「猫?」手を猫の手にする死神様 魔法でフライパンを揺すり魚を焼くブレア。その香ばしさにご満悦 焼けた魚をテーブルの皿に投げるがイライラするソウルに命中 「お昼の支度はもうちょっとだから待っててにゃ~!」 皿の上は既に炭の塊となった魚が山 今日の料理当番はマカ。一体どこへ? 部屋に閉じこもったまま出てこないマカ。おいしい魚を食べたら元気になるかとブレア ドアをじっと見るソウル 味見してとブレア。大口開けるソウルに魚を放り込み… 何しやがる?とテーブルにぶつかるソウル。テーブルの上のチラシの中に絵葉書が… 「何で許されるんだろう?あの魔女さえいなければ…博士もクロナも…だめだこんな事じゃ私も狂気に引っ張られる」 ベッドに腰掛け膝に頭を乗せるマカ ノックし届けものだとドアの隙間から差し出すソウル それはママからの葉書 霧の町。 門を守る猛犬デスサイズは鎖に繋がれ眠っている 門を見上げ帰る場所を思い浮かべるシュタイン 開門 気付いた猛犬が止めるが…閉門 目の前には 「研究所。辿りついたはいいが、無断外出に門限破り…如何言い訳したものか」 ブーツが落下 上を向きぎょっとするシュタイン「マリー!」 裸足で屋上に立つマリー 「何してるんだ?マリー!」 「見てシュタイン。ちっぽけな世界。まるで雲の中に浮かぶ牢獄だわ。あなたにはもっと相応しい世界がある筈よ…さよなら!」シュタインの方を向き後ろ向きに… 追いかけるが間に合わない 「ああ。死んじゃった。あなたの思い通りに。本当は鬱陶しいと思ってたんでしょ?」メデューサ 落下したのは人形。途端に三つ目が顔を覆うシュタイン 「彼女が…」 パッと灯りがつき目を覚ますシュタイン 手術台に括りつけられている! 「出口を間違えたな。やはりお前は狂気に感染している」手術着を着たデスサイズ 「マリーはどうした?」 「心配するな。生まれ変わればすべて忘れる」メスを手に「懐かしい記憶も、自分の名前も」 「如何するつもりだ?」 「規律に背き狂気を呼び寄せた罰だ。解体して作り直す。イヒ!」 振り下ろされるメス 「止せ!止めろぉ!」 アルバムにはマカのママが旅先から送ってきた色々な写真 最近来なかったからちょっと心配してたとご機嫌マカ! ママさんて凄い!とブレア。さっきまで落ち込んでたマカがもう元気!に 今度はどこから届いたの?と葉書を見るブレア。と、何か書いてあるが… 椿とブラックスター登場「うっす!」 「教師なんて面倒なだけ。勤まる訳無いって思ってた。だけど、あの子達といると楽しくて…止められなくなった」マリー 伏せていた顔を上げるクロナ 「あなたもそうだったんでしょう?シュタイン」 シュタインの椅子に座るマリー。机の上にはシュタインの眼鏡。零れる涙 「こんな顔、あの子達には見せられない」立ち上がり頬を叩くマリー 逃げるシュタイン。額から血を流し… 「怯えるなシュタイン。己を解体せずに新しい世界は生まれない」番犬 「そう。生まれ変わるの偽りの肌を脱ぎ棄てて」首を手に持つ人形 「黙れ黙れ黙れ~!」シュタイン 林檎を差し出し「命の果実よ。あなたを苦しみから解き放ってくれる。楽になるわ」少女 手を伸ばすシュタイン。歪んだ笑顔 そこに 「惑わされないで!」少年の声 手を伸ばした先には林檎ではなく魂 「それは実態のない影。君の作りだした幻だよ」 「お前は…俺なのか?」 にっこり微笑む少年 茶柱が立った湯呑 「そんなの緊張しないで。まあお茶でも飲んでよ」死神様 「あの~」クロナ 「まさか…君もコーヒー派なの?マンデリンとか何とか難しい事言わないでよ」 膝の上ぎゅっと手を握り 「お願いがあります。僕を…僕をメデューサ様の元へ行かせてください!シュタイン博士を連れ戻したいんです!」 ずずっと飲んで 「君は死武専を裏切った罪で拘束中。信じろって言うの?」 「行かなきゃならないんです。僕をかばってくれたマカのためにも僕がやらなきゃ」 「良いよ!」 驚き顔を上げるクロナ 「決着付けたいんでしょ?メデューサと」 「はい」 「へえ~!根性あるじゃない」マリー 「マリー先生…」 「君と話をしたいと言うから呼んでおいた」 「ごめんなさい。あなたを騙した上にシュタイン博士まで…」項垂れるクロナ 「謝罪は要らない。顔をあげなさい」 恐る恐る顔を上げるクロナ 「子どものやった事だと割り切れる程私大人じゃないのよ。シュタインの事、あなたにだけ任せる訳にはいかない。だから…行くわよ。一緒に」 真剣に聞くクロナ 「さっき扉の向こうに出た時、一瞬迷ったんだ。ここがホントに俺の帰るべき場所なのかって」 「君は満足していた筈だよ」 「ああそうだ。神の規律の中で罪悪感なく好き勝手やってきた。なのに…」 「なのに?…罪悪感はどうして芽生えたの?自分の欲望を満たす事より、大事な事を見つけたんでしょ?」 デスサイズと死神様の写真。マリー、梓、ナイグス、シド、ジャスティンの写真、死武専の生徒達の写真 「君はもう何を選べばいいか分かってる。だから僕を呼んだんでしょ?…正しい扉を開けて出て行くんだ。君の求める世界が待っている」 「俺の求める世界」 振り返ると扉が… 「出口は一つ」ドアノブに手をかけ「戻るべき場所は」回す。光に包まれる バスケットゴールにシュート! 「よっしゃー!」ソウル 「手前!今のは手加減してやったんだからな」ブラックスター 「なら本気だして取り返してみな!次にシュートを決めた奴が鬼神を倒す!」 「何!ぬお~!」 「おい!」 「遊んでる場合かっつうの」呆れるマカ 「いんじゃない?息抜きも必要よ」 「椿ちゃんまで…」 「マカ、パス!」いきなりパス出すソウル 「ちょっと!バスケは苦手なんだって…はい、椿ちゃん」 「やったあ!鬼神を倒すのは私ね」 「何!俺様を裏切るのか?椿」 「知~らないっと」 「誰が倒したっていいじゃないか。奴のケツを蹴り飛ばして…ホイ!また皆でバスケしようぜ!」とマカにパスするソウル 「あ…」 「ぼやっとすんな!マカ」 「うん!」踏みだすマカ 「引っ込め凡人共め!」とボールを奪いに跳躍するブラックスターだが…かわされ 「行っけぇ~!」シュートするマカ やらせまいと再び飛ぶブラックスター…ボールは顔面に! 落下するブラックスター。ボールはリングをくるくる回りゴールへ… 椿拍手。 「入っちゃった…」マカ 「ひゃっほ~!見たか?俺様のミラクルヘディングシュート!」首が曲がったままブラックスター 「「「はい?」」」 「鬼神を倒すのはこの俺様か!」 「て言うか、首曲がってるから!」突っ込むマカ 転がったボールを足で留め 「全く暢気だな」キッド登場 「又学校サボったろう!ずりーぞ!キッド」首をさすりカクっとするブラックスター 「忠告にきた。死武専に鬼神の居場所をリークしたのは…メデューサだ」 「そんな事って…」 「間違いない。メデューサは情報と引き換えに釈放されたんだ。何故魔女の言う事を真に受け、生徒達は命をかける事が出来る?俺には理解出来ん。とにかく無条件で死武専を信用するのは危険だ」 「急げ、急げ。偽りの皮膚を脱いで肉体の引力に従って歩け。出口を照らす光明が見えてくる」 水面に立つシュタイン 「出口、か?」 そこに立つのは…メデューサ。嗤い声。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月21日 10時32分29秒
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