カテゴリ:くま
私、ベトナムが好きですが、ドイツも好きです。もし永住するなら、と考えるとドイツを選んでしまいます。ドイツ語自体に興味があります。 なので、鎌倉にある老舗ドイツ料理屋のシェフに月に1度ですが、ドイツ語を教わっています。ご厚意で、高校生の時から受けている授業を卒業した今でも参加させてもらってるので、鎌倉にはもうかれこれ15年くらい通っています。 習うっていうよりかはドイツ語と触れ合ってるだけなんですけど、それが気持ちの切り替えにもなり、何よりそのシェフと話せるのが楽しみで行っているようなもの・・・。身についているかと言われれば 恥ずかしながら「・・・・。」ですけど 授業はドイツ語で書かれた物語を自分で訳したりするのですが、今日はたまたま「禿げ頭のおじさん」の話で、その言葉がドイツ語で出てきました。 「einem Mann mit Glatze」・・・「Glatzeってなんだっけ」と聞くと 先生が「僕の頭のことだよ」と。それですぐにわかって解答(笑) そこからちょっと「Glatze」についての話題になり、「西洋人でも悩んで隠そうとするのか」という事。西洋人はけっこう潔くスキンヘッドにしてしまう方が多い印象が私たち生徒にあったもので。そしたら「そりゃ 自分の気にする部分は人それぞれだから気にしてる西洋人はいるよ。かつらももちろんあるくらいだから」と。「でも俗にいうバーコード頭 とかみたいに後ろから無理やり持ってきたりしてる人は見たことないんですけど」と言うと 「日本人は器用で盆栽とか上手でしょ。だからああいう技術も出来るけど、西洋人は出来ないから しないでそのままにするか剃っちゃうんだよ」と。お茶目な回答に変に納得したりして。。。 「まあ 僕は世界をはげます会・会長だからそのままだけどね。道だってよく使う道には草は生えないでしょ。それと一緒」 まあ、なんてユーモアがある上に嫌みのないかわしかた!!自虐ネタなのに 聞いていて楽しくなっちゃった。 こんな事をポロッと言えたらいいな!!自分のコンプレックスをむしろ武器にして相手を楽しませたい!! 授業が終わった後、「Vielen Danke」と見送ろうとすると、今日は久々に晴れていたので先生の頭がつやつやに光り、後光がさしているように見えました。 「先生!今日は後光が差してる!」と叫んだら嬉しそうに帰って行きました。 *↑ドイツ語で言えてたら格好いいですけど 日本語です(恥) くま お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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