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ラッコの映画生活

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2008.10.02
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カテゴリ:日本映画
R246 STORY
中村獅堂(Shido Nakamura)
須藤元気(Genki Sudo)
VERBAL(m-flo)
ILMARI(LIP SLYME)
浅野忠信(Tadanobu Asano)
ユースケ・サンタマリア(Yusuke Santamaria)
147min(日本語)
(桜坂劇場 ホールCにて)

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正直自分の見るような映画ではないと思ったのですが、短編・中編やオムニバスは好きだし、国道246号線というのに惹かれて見にいきました。沖縄に来る前に住んでいたのは国道1号線沿いの横浜の戸塚で、R246とは離れていたのですが、仕事の関係などもあって、車で走ることが非常に多かった(週に4度とか5度とか)。それは主に都心部分から厚木ぐらいまでなのだけれど、静岡方面は御殿場とか富士山の方へのドライブ等で使うことも多く、全線122.7kmを通して走ったことはありませんが、通ったことのない部分はないと思います。そんなこともあってちょっと見てみたくなりました。6人の監督について、解説に「若者を中心にリスペクトされる6人のクリエーターの競作」とかありますが、ボクは若者ではないらしく(笑)、ほとんどが名前を知っているかいないかの人たちです。

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第1編『JIRO ~伝説のYO・NA・O・SHI』
監督:中村獅堂
出演:中村獅堂、的場浩司、中村ゆり、大杉蓮


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21世紀現代へのタイムスリップから江戸時代に戻った清水次郎長が、21世紀の若者は246を小洒落た道路だと思っていて、義理も人情も仁義もロックンロールもない世の中になっていると、森の石松を世直しのため21世紀の東京に送るというはちゃめちゃストーリーだが、内容はほぼゼロ。中村ゆりはちょっと素敵だった。



第2編『ありふれた帰省』
監督:須藤元気
出演:須藤元気、津田寛治、眞島秀和、林雄大


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交差点で交通量の調査のバイトをする男子4名。その一人の井上は、調査地点辺りではぐれた恋人を探すためにこのバイトをやっていると言う。恋人は見つからないが、彼はやがて故郷(実は宇宙)に帰らなければならないことになる。前の第1編がテレビの深夜バラエティー番組のギャグドラマの類なら、こちらはよりドラマチックで見ていてそこそこ面白いが、その雰囲気はテレビ臭が強い。最初と最後の方の、渋谷の横断舗道で突然恋人と出会って黙って強く抱き合う映像は秀逸。



第3編『DEAD NOISE』
監督:VERBAL(m-flo)
出演:CRAZY-A、高木完、MURO、DJ KAORI、宇多丸(RHYMESTER)


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がらっと変わって日本のヒップホップの盛衰に関するドキュメンタリー。ほとんど関心も知識もない世界。関係者へのインタビューを編集した単純な作りだが、やや冗漫な構成(同じような言葉の繰り返し)のような気がした。これが何分あったかわからないが、先日見た52分の『コミュニストはSEXがお上手?』の半分の長さだとして、内容は四分の一か、八分の一以下。深夜枠の冗漫なテレビ番組のよう。ただ海外文化を流行として取り入れる日本社会や日本人のあり方は他分野と同じ構造で、その点では関心のないヒップホップのことだけれど、ちょっと面白かった。



第4編『CLUB246』
監督:ILMARI(LIP SLYME)
出演:石田卓也、HARU、SU(RIP SLYME)、WISE([B]APE SOUNDS)、ILMARI(LIP SLYME)


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レコード会社の小さな個室で毎日サンプルCDの発送作業のバイトをする、内気な青年ケイスケは、社内でアイドル的存在の美人で、クラブ好きのサクラが気になっていた。ケイスケはふとしたキッカケでクラブ初体験をすることになり、サクラとの関係も・・・。やはりあまりにテレビ的。仕事も遊びも容姿もかっこいいサクラと、仕事も性格もメガネも冴えないケイスケ。内気なケイスケがただサクラに憧れるだけでいたのはわかるけれど、もともと両者を別世界の、別階級の人間でもあるかのように発想する日本的社会は嫌いだ。



第5編『224466』
監督:浅野忠信
出演:浅野忠信、加瀬亮、大森絢音、豊原功補、新井浩文、永瀬正敏


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ロックンロール星からやってきて、ドラムセットをなくして衰弱した宇宙人を、謎の老人と少女が助けるという、かなり強烈な雰囲気を持つファンタジー。でもその雰囲気はすべて何処かからの借り物。


246pwm.jpg

というわけで、ここまでどれもダメ、ダメ、ダメ。軽薄なテレビの世界に毒され過ぎている。以前レビューを書いた『カンヌ SHORT 5』に収められた短編はどれも独自の個性があった。なかでも『プレイ・ウィズ・ミー』というオランダの女性監督エステル・ロッソの12分の作品など、名だたる名監督が名を列ねた『10ミニッツ・オールダー』のいくつかの作品よりはるかに強い独自の個性があって面白かった。その道でどれだけ有能なクリエーターさんなのかは知らないけれど、これらの作品を見る限りでは、短編映画としては、ほとんどが評価以前の惨澹たる駄作ばかり。そんななかで、きちっと作られた次の第6編は面白かった。



第6編『弁当夫婦』
監督:ユースケ・サンタマリア
出演:ユースケ・サンタマリア、永作博美


曰く、「長く同棲生活を続けている男女。2人は結婚を望んでいるが、タイミングを完全に失っている。女は毎日弁当を作り、男と一緒に食べることを日課にしていたが、コミュニケーションは以前よりすくなくなっていく…。」と解説のある作品なのだけれど、色々な意味でも感想や脱線を書きたいので、この作品のみのレビューは、次回、別ページに書きたいと思います。←明日の日記にアップしました。)




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Last updated  2008.10.07 20:45:25
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