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カテゴリ:平和を願う
たまたまテレビで世界陸上の女子100m予選を見ていた。
ふと、他の選手とウエアが違う彼女が目に留まった。 彼女は、わたしが中学生のときの体操服のようなウエアだった。Tシャツに長いジャージズボン。靴も一見普通の運動靴。何かあるなと思った。 スタートして、みるみるうちに他の選手に離されていく。でも、100mを走りきってゴールするのが、他の選手のゴール後、後方で見えた。なんだか嬉しかった。 彼女の名前は、リマ・アジミ(アフガニスタン)というのを次の日の新聞で知った。 アフガニスタンは今年7月に正式に国際陸連のメンバーに認められたそうだ。そして、初の女性選手。 イスラム教の戒律からはじめて人前に素顔を見せたという。 アフガニスタンといえば、一昨年の同時多発テロのあと米英軍に攻撃を受けたことが記憶に呼び戻された。今どうなっているのかはわからないが、その国からの参加ということに感銘を受けた。 平和でなければ、参加はかなわない。 今は平和なのだろうか。イラク戦争のことで記憶から遠ざかっていた国が思い起こされ、この国の平和を願いたい。 今後も、アフガニスタンが国際的なスポーツ競技に参加することができますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.14 17:02:57
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