どんぐりでいこう

最近、ぽよん改めテツヲ

（いきなり改名しましたが、出世魚みたいなもんです）が

ハマっているのが釣り。

あの～、おねいさんを釣るんじゃありませんよ。

↑ダレもそんなこと思ってないし

（くれよんしんちゃん的素質はありますけどね）。

近所の沼でそこにいる魚を釣っています。

テツヲの友達に釣り名人のツリヲくんがおりまして。

どうもノリが合うらしく、よくつるんでおります。

ツリヲくんには、「大きな石をひっくり返すとミミズがいるから

それをとってエサにするんだ」とか、

「ブルーギルやブラックバスは外来種で、日本の魚が

食べられてしまうので、捕まえたらリリースしないで捨てるんだ」とか、

いろんなことを教えてくれるのです。

ツリヲくんとはよくケンカもするらしいのですが、

お互い上手に折り合いをつけることができるようになってきたらしく、

見ていていい関係だなあと思います。

先日ツリヲくんが、夏休みに釣りに行ったときの話しをしてくれました。

「千葉の海にメバルを釣りに行ったの。

　それで堤防にのぼって釣ってたのね。

　でも、なかなか釣れないんだよ。

　ずっとやって、もう終わりにしようかと思ってたら

　「引き」がきて、結構強くて、キタかーって引き上げたら赤いのがついてて、

　よくみたら、タコだったんだよー！　でも途中で逃げられちゃったー」

なんて具合に。言葉にムダがなく、時系列に思い出しながら、すごく楽しそうに。

同じ学年とは思えないくらい……。

ツリヲくんのお母さんは、テツヲが「数字に強い」＝頭いいと

思っているみたいだけど、こんなふうに話せる

ことのほうが、ずっと大切な気がする。

過去にあったことをちゃんと思い出せて、最初からオチつきの

話ができるんだもん。

これがテツヲだったら……。

「あのね、うんと。たこがね、おっこちゃったの。あのね、

　ほんとはね、ええと、メバルをね、釣りたかったんだけどね。

　それでね、ていぼうにのぼってね……。あ、ママ、ポケモン」

あのう。起承転結の結からはじまって、承に移ったか？と思いきや、

意外すぎる転を向かえたまま終わってますけど？

みたいなことが結構ありまして。

辛抱強く、聞いて、質問してやることでしょうかね～？

釣りがうまくできるようになったら、少しは理路が整然と

してくるかしらね～？？　

ツリヲくんと遊び、ツリヲくんから学ぶべし。