カテゴリ:エンターテイメント
ブロードウェイの舞台で、映画にもなった「CHICAGO」の来日公演へ。
1920年代のシカゴ。 そこは欲望渦巻く世界だった。 愛してくれるが、物足りない夫に飽き、自分を捨てようとした不倫相手を殺害したロキシー。 彼女は刑務所で有能弁護士ジミーを雇い、スキャンダラスにスターダムにのし上がっていく。 妹を殺害し、ショーで有名だったヴェルマもそこにはいて― 真実などはどうとでもなる。話題性、事件の大きさで人は動く。 扇動されやすい人々とマスコミを皮肉ってもいる舞台。 映画も面白かったが、やはり観客の反応もある舞台、生の声、演奏はいい。 舞台を見ると映画もかなりよい感じに仕上がっていた気がする。 今回のキャストだとロキシーが映画版よりもあばずれ感たっぷり。 ヴェルマは映画の方がより詳しく描かれている感じ。 女性レポーターの真実が衝撃的だった。映画ではどうだったっけ?舞台ならでは、かな? この舞台、初演はコーラスラインと同時期で、コーラス~に賞や話題をすべて掻っ攫われていたことをプログラムで知る。 今回のバージョンはリバイバル版。 今でも十分楽しめる作品も、当時は涙を飲んでいたのだなぁ。 タイミング、話題性、いつでもそれは移ろいやすく、残酷だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 18, 2007 12:34:08 PM
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