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February 16, 2007
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ブロードウェイの舞台で、映画にもなった「CHICAGO」の来日公演へ。

1920年代のシカゴ。
そこは欲望渦巻く世界だった。
愛してくれるが、物足りない夫に飽き、自分を捨てようとした不倫相手を殺害したロキシー。
彼女は刑務所で有能弁護士ジミーを雇い、スキャンダラスにスターダムにのし上がっていく。
妹を殺害し、ショーで有名だったヴェルマもそこにはいて―
真実などはどうとでもなる。話題性、事件の大きさで人は動く。
扇動されやすい人々とマスコミを皮肉ってもいる舞台。

映画も面白かったが、やはり観客の反応もある舞台、生の声、演奏はいい。
舞台を見ると映画もかなりよい感じに仕上がっていた気がする。
今回のキャストだとロキシーが映画版よりもあばずれ感たっぷり。
ヴェルマは映画の方がより詳しく描かれている感じ。

女性レポーターの真実が衝撃的だった。映画ではどうだったっけ?舞台ならでは、かな?
この舞台、初演はコーラスラインと同時期で、コーラス~に賞や話題をすべて掻っ攫われていたことをプログラムで知る。
今回のバージョンはリバイバル版。
今でも十分楽しめる作品も、当時は涙を飲んでいたのだなぁ。
タイミング、話題性、いつでもそれは移ろいやすく、残酷だ。





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Last updated  February 18, 2007 12:34:08 PM
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