|
カテゴリ:EAGLES関係
毎年恒例となっているルーキーたちの被災地訪問が行われました。
ドラ1の早川は、震災時は小学校6年生だったとのこと。 時の流れを感じます。 自身も千葉で被災し、避難所で一夜を過ごし、自宅も床上浸水の被害に遭ったとあって、 「心を締め付けられるような感じがあった。自分も実際に体育館に避難して、一夜ではあるんですけど、こういう経験をしたからこそ、被災地の方々の思いが分かるということもある」。 下校中に被災した当時の記憶は強く残っている。いとこに助けられて避難し、小学校の避難所で一夜を明かした。実家は海の目の前で床下浸水し、近隣の堤防も崩れた。「津波の被害は受けなかったけど、もしそのまま家に帰っていたら状況が変わっていたと考えるとゾッとします」と振り返る。(ニッカン) 被災地の当時の状況や現状に特別な感情を持ったようです。 震災から10年という節目の年に入団したのも何かの縁でしょうか。 ここで感じたことをシーズンのパフォーマンスに活かしてほしいと思います。 「自分が東北に来て、もう1度、優勝するという使命を持ってプレーできる。しっかりプロ野球選手としての自覚を持ちながら、今後の日々の生活を送っていければ」 「自分も2013年の優勝を見ていて、スポーツが地域の方々に与える力はものすごく大きいなとあらためて感じた。自分たちも勇気や元気をもう1度、与えられれば」 もう、ちゃんと分かっているのですね。 2013年は則本がルーキーとして15勝を上げる活躍を見せてくれました。 日本シリーズでも2試合に投げて好投。田中、美馬と並んで日本一の立役者となりました。 早川にこの姿を重ねるのは酷かもしれませんが、それに勝るとも劣らない素材です。 ぜひ、閖上で感じたことを力に変え、チームを引っ張るくらいの気持ちで頑張ってほしいと思います。 そして、もう一人印象に残ったコメントがあります。 ドラフト2位の高田。 「数年たっていれば、ある程度は復興が進んでいるのかなという甘い考えだった」(ニッカン) これもとても率直な言葉だと思います。 よく「復興はまだ道半ば」と言われますが、10年経っても爪痕は深く残っています。 「東北でプレーをさせていただく一員として、身を引き締めてプレーしなければいけないと感じました」(ニッカン) 閖上の姿は彼にもインスパイアを与えたようです。 早いものであと1週間でキャンプが始まります。 今年は沖縄本島でのキャンプとなりますが、ルーキーたちには初めての経験となるので、 不安も大きいでしょう。 早川も「不安が50%、気合が50%」(スポニチ)と率直に語っています。 キャンプが終わったときには不安が自信に変わっているような、そんな日々を過ごしてほしいと思います。 もし、よろしかったらクリックを…。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[EAGLES関係] カテゴリの最新記事
|
|