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カテゴリ:EAGLES関係
さて、シーズンを終えて、
石井監督兼GMはこう言いました。 「今夜、まだオリックスは試合をやっています。そこに立てなかった悔しさを持って来年はイーグルスが最後まで野球をやりましょう」(ニッカン) ホント、そのとおりですね。 できれば、最後まで野球をやってその試合でも勝ってほしいですね。 さて、今年はそれが叶わなかった一つの理由として、 石井監督はこう言っています。 「今年も若い選手を募集中だったんですけど…。なかなか応募してくれる子はいなかった。2月からしがみついて開幕1軍を目指してほしい」(スポニチ) これもなかなか独特の表現ですが、 若手が育っていないことを嘆いています。 このチームは昔から生え抜きの選手を育てることがあまり得意ではありません。 特に高卒の選手。 私の中では、野手でうまく育ったのは銀次くらいしか浮かびません。 投手では田中は別格(育てるというか勝手に育った)として、 強いて言えば、辛島と松井くらいでしょうか。 当然、選手自身の素質や努力が何より重要なのは言うまでもありませんが、 チームの育成力も重要だと思います。 なぜ、育てることが苦手なのか。 石井監督の「募集中」という言葉に表れているような気がします。 つまり、あくまで選手が自らの力によって「育つ」ことを待つ。 という姿勢が感じられます。 もちろん、打者や投手としての能力を高めるための技術的な指導はしているのでしょうが、 今ひとつ、殻を破れない選手が多い、というのは、なにかもう一つ足りないものがあるのではないでしょうか。 つまり、一流の選手とはどういう選手なのか、 自らを高めるためには何をすればよいのか。 1年を通じて安定した成績を残すためにはどうすればよいのか。 もちろん、育成の現場を見ているわけでもなく、そういう指導もしているかもしれませんが、 何か技術面以外の指導や気づかせのようなものが足りないような気がします。 それはさておき、選手の方も、石井監督の問題意識はよくわかっているようで、 黒川がこういうコメントを出しています。 「1年間経験になった。調子がいい時、悪い時の波が少ない人がレギュラーだと今年、あらためて感じた」。1軍で今季は34試合出場の打率1割8分7厘。(ニッカン) 彼に対する期待は大きいだけにそろそろ出てきてほしい選手。 石井監督の発言はこの選手にも向けられている、と思います。 奥川、宮城、紅林、佐々木朗ら綺羅星のような同期の活躍も刺激になっていると思います。 まさに今が伸び盛り。来季を期して今から奮起してほしい。 学ぶ者と教える者の気持ちが相通ずることを「卒啄同時」と言いますが、 ぜひ、イーグルスにも卒啄同時を期待したいと思います。 もし、よろしかったらクリックを…。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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