川村けんとの「いい加減にします！」

舊暦三月十日 清明 平城京に遷都 彌生 玄鳥きたる

「反則ボクサー」渡邊、自身のパンチでダウン 谷川興行主は苦言 Ｋ一最大
　「Ｋ一世界最大廿一日本代表決定勝ち拔き戰」が廿三日、東京・國立代々木競技場第一體育館で行はれた。
　第九試合の超戰では、元ボクシング日本フェザー級王者にして試合中に惡質な反則を犯したことで知られる渡邊一久と、モデル業もこなす「二枚目戰士」上松大輔が對戰した。
　第一囘戰、渡邊はさつそく浴びせ蹴りのやうに縱囘轉での蹴りを放つなど奇拔な動きを見せる。さらに上松から滑倒を奪ふと、そのまゝ蹴りにいつてしまひ審判から口頭注意が與へられる。第二囘戰には組み付きのやうに上松の脇の下に頭を突つ込み、そこから持ち上げてみせるなどやりたい放題。
　第三囘戰でも、上松の右正拳を側頭部に喰らふと、前方に宙

返りをして大丈夫だと主張。そして殘り時間が少なくなつたところで渡邊は、自分のほゝを手袋で叩くと自ら寢轉んでしまひ、この行爲に審判から轉倒を宣告された。
　試合は結局、三對零の判定で上松が勝利。渡邊はＫ一デビュー戰を勝利で飾ることができなかつた。試合後、「試合前にＫＯ決著ができなかつたら、最後、自分でぶん毆つて倒れますよつて言つてたんですよ。言つた人に嘘つき扱ひされるのが嫌で、（自分で）毆つちやひました」と不可解な行動に關して釋明。しかし、谷川貞治興行主は「渡邊選手の最後のあれは非常にいたゞけない」と苦言を呈し、「自分で倒れるやうな行爲をやつてるやうな選手は競技場に上げないつもりです」と釘を刺した。たゞ、その性格と才能は買つてをり、反省させた上で再び申し出を出す意向があることも明かした。

　平成二十一年二月二十四日 午前六時三十二分 スポーツナビ

旧暦三月十日 清明 平城京に遷都 弥生 玄鳥きたる

「反則ボクサー」渡辺、自身のパンチにてダウン 谷川興行主は苦言 Ｋ一最大
　「Ｋ一世界最大廿一日本代表決定勝ち抜き戦」が廿三日、東京・国立代々木競技場第一体育館にて行はれき。
　第九試合の超戦にては、元ボクシング日本フェザー級王者にして試合中に悪質なる反則を犯ししにて知らるる渡辺一久と、モデル業もたばかる「二枚目戦士」上松大輔が対戦しき。
　第一回戦、渡辺はさっそく浴びせ蹴りのごとく縦回転での蹴りを放つなど奇抜なる動きを見す。なほ上松より滑倒を奪ふと、やがて蹴にいきに審判より口頭注意が与へらる。第二回戦には組み付きのごとく上松の脇の下に頭を突っ込み、そこより持ち上げてみするなどやりたき放題。
　第三回戦にても、上松の右正拳を際頭部に喰らふと、前方に

宙返りをして大丈夫なると主張。そして残り時間が少なくなりしさるほどに渡辺は、自分のほおを手袋にて叩くとてづから寝転びに、この行為に審判より転倒を宣告されき。
　試合は結局、三対零の判定にて上松が勝利。渡辺はＫ一デビュー戦を勝利にて飾るべからざりき。試合後、「試合前にＫＯ決着がせられざりせば、最後、自分でぶん殴りて倒るるよりて言ひたりきよ。言ひし人に嘘つき扱いさるるがうたてく、（自分にて）殴りにき」と不可解なる行動に関して釈明。されど、谷川貞治興行主は「渡辺選手の最後のあれはよにたまへられず」と苦言を呈し、「自分にて倒るめる行為をやりためる選手は競技場に上げざるつもりなり」と釘を刺しき。ただ、その性格とかどは買ひており、反省させし上にて再び申し出を出すこころざしがあることも明かしき。

　平成二十一年二月二十四日 午前六時三十二分 スポーツナビ

平成廿一年 四月五日

近藤孝司
「サラサーテ チゴイネルワイゼン」
　を聽き乍ら

　愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。

　從つて今次の皇室典範改正問題の論點は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。