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カテゴリ:四季感慨
雨降れば 命危ない・・・グリーン化の対策が欠かせない
■雨降れば 命危うし まず避難 土筆 広島市北部の安佐北、安佐南両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10か所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ豪雨災害で、21日午前0時現在、死者は39人、行方不明は7人になった。広島市北部の豪雨に伴う土砂災害で、広島県警は2014年8月21日、安否の確認が取れない人が51人に上ると発表した。 同日現在、死者と行方不明者は合わせて90人に達する可能性が高まった。生存者の救助・捜索は21日も続けられたが、午後9時頃から強い雨が降り、二次災害の恐れから中断された。広島地方気象台は、22日午後にかけて雷を伴う強い雨が降ると予想しており、警戒を呼びかけている。21日午後の捜索態勢は、警察約1700人、陸上自衛隊約650人、消防・消防団約300人の計約2650人。 広島県内の土砂災害危険箇所は3万2000か所に上り、都道府県の中で突出して多い。日頃からの備えが、どこよりも求められていたと言えるだろう。 広島市が住民に避難指示・勧告を出したのは、20日午前4時15分以降だった。既に、土砂災害が発生していたとみられる。市は「雨量の分析を誤った」と、発令の遅れを認めた。ただ、適切に避難指示・勧告が発令されても、豪雨と暗闇の中での避難は、危険が伴う。広島市に限らず、夜間や未明に発生した災害での避難の在り方は、重要な検討課題である。 午後9時頃の雨に伴い、広島 市は、安佐南区緑井地区の一部の避難勧告を避難指示に切り替えた。避難勧告と指示の対象は、安佐南区の7地区と安佐北区の15地区の計6万8813世帯、16万4108人に上り、385世帯887人が避難。両区などで少なくとも住宅81棟が損壊し、167か所でがけ崩れが確認された。両区の計約900戸で停電が続き、約2700戸で断水している。 広島県は21日、広島市に被災者生活再建支援法を適用することを決めた。住宅が全半壊したり、長期間住めなくなったりした被災者に最高300万円が支給されるとメディアは報じた。 こうした地域は土砂災害防止法に基づく「警戒区域」や「特別警戒区域」に指定されていなかったということだ。「危険性を知らせてくれていたら、住む場所も、身を守る方法も考えたのに」と、災害地の住人は語ったという。しかし、「警戒区域」等の指定は、その土地の資産価値下落に対しての住民の懸念などもあり、指定作業は順調に進まないのが実情であると、読売新聞は報じた。 それなら、その土地の危険を知る方法を考えなくてはならない。その手がかりは、その土地の地名に残されている。NPO法人 自然災害・地域防災対策支援センターは、インターネット のホームページ「災害からあなた自身を守るたに―知っておきたい 暮らしと災害 シリーズ」の地名と災害の章で次のように説明している。 1地名と災害 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月22日 15時10分44秒
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