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2014年08月25日
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カテゴリ:四季感慨
24 日の日記の続き
<<<地名で知る災害危険地>>>
■ 国土交通省中国地方整備局太田川河川事務所のサイトより
◆ 「タキ」地名: 昔から「滝に住む竜(土石流)が出る」と伝えられる。タキとは崖を意味する。タキがタケ(竹)、タカ(高、鷹たか)になっているところもある。

◆ 「ヒラ」地名: 昔は「ピラ」と発音されて「平」の字が当てられていた。「平野」などがそうで、平らなところと思いがちですがそうではありません。ある地点が崩壊をおこす意味で使われます。

◆ 「スキ」地名: 「杉」の字を当てたところが多い。剥(す)きからきていて鋤(すき)に通じています。助、菅(すが、すげ)、繁(しげ)のほか、「スキ」が「月」、「附(ふ)」に変化した地名もある。「スカ」と「スガ」は流水が岸に衝突して川崖になるところのこと。

◆ 「ホキ」地名: 「崖」を意味する古語で、川では流水の衝突する川崖に多く名付けられていた、「ホケ」、「ボケ」、「フキ」、「フケ」などと転訛(てんか)している地名が多い。「ハケ」、「ハカ」なども同類。

◆ 「カキ」地名: 柿の木の地名が多く、昔、柿の大木があったとするのは民話、伝説です。「カキ」は「欠(け)」で、地崩するところのこと。カケ(掛かかり)、カゲ(影かげ)もその疑うたがいがあります。地形的に欠ける要素がなく柿の産地を表している場合は近年つけられた地名。

◆ 「アワ」地名: 「粟」や「阿波」あわなどは、古くは「アバ」と発音されていました。崩壊地名で土地が暴(あば)ける所という意味。阿波国(徳島)も土地がアベける災害の国と解することができます。

何よりもまず、災害に遭わないようにすることが重要であり、そのために地名により災害危険地かどうかを判断する心構えが欠かせない。列島至る所災害危険地がある。まず住む場所の選定で、災害危険地を避けなければならない。命がけで避難するということが起こらないようにしなければならない。そのために先祖が地名で教えてくれた災害危険地の情報を生かさなければならない。そうした情報は、自治体が発行するハザードマップも参考になる。それでも水害のおそれがなくとも、震災、突風・竜巻、落雷など災害に備える必要がある。すでに危険地に住んでいる人は、避難について真剣に考え、訓練などして備えることが重要である。命は他人頼みでなく、自分で守らなければならない。






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最終更新日  2014年08月25日 12時19分44秒



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