『SFマガジン』2月号 890円
<日本作家特集>なんか、うれしくなるような特集ですね「小角の城」夢枕獏おお、お久しぶりの漠さん。あ、でもこの設定は…谷甲州さんのと、かぶりますね。谷さんの色とは、また違った味わいになるのでしょう。「ハイフライト・マイスター」小川一水なんと言いましょうか、未来版引きこもり?「月を買った御婦人」新城カズマ人びとは、本来の目的を忘れていく。残された者は、自ら幸福を得るのでしょうね。与えられるのではなく。「ダーフの島」藤田雅矢島に取り込まれて、その輪廻から抜け出せなくなる。「純潔の地に、獣たれ童貞の徒よ」牧野修…(^^; 萌え~?「痕跡」スティーブン・バクスターアイディンティティが崩壊する瞬間?「ルシフェラーゼ」ブルース・スターリング蛍って、肉食だったんだっけ。そうか、幼虫はカワニナ食べてたな。…?成虫も肉食?あれ? いや、これは昆虫記ではなく、SFなのだ。「マレーシアの人魚」ジェイン・ヨーレンおお、日本の河童伝説のようだ。「アニタ」キース・ロバーツなんか懐かしいと思ったら、前にもシリーズとして載ったんだった。(すっかり、忘れてるし) 魔法は万能じゃないんだね。「罪火大戦ジャン・ゴーレ」田中啓文どうぞ、先へすすんでくださいまし。ときどき、日本の小説と、海外の小説を読んでいる時の、脳の作動している部分が違うような気がする。同じ日本語で読んでいるんだから、そういうことはないんだと思うんだが。1ヶ月、SFマガジンだけゆっくり読んでいたら、やっぱり違うものが読みたくなるんだろうな。