やり方を教えることがまずは大事
4月に進研記述。5月に河合マーク・記述。成績の良し悪しに関係なく、模試の分析の仕方がよくわかっていない子は多い。学校で教わったりしないのかな?それとも、その子が聞いていないだけかな?にしては、多すぎるかな笑ということで、チュートリアルでの目標は「できるようにする」ことにある。いつまでもいっしょに分析しているんじゃあ、時間がかかってしょうがない。自分でいろいろ分析してみるのに時間がかかり、チュートリアルでいっしょに分析してさらに時間がかかったりする。二度手間笑だから、最初はいっしょにやりつつ、何をどんなふうにしたらいいのかを教える。それも複雑ではなく、シンプルに。やることが限定される(選択肢を与える)ことで、スムーズに分析をすすめることができる。自力でやる時間も減るし、チュートリアルでかかる時間も減る。それに、分析することによって、今後の方針・対策も立てることができるし、何も考えずに、なんとなく間違いを認識する場合より、その後のミスの減少につなげることもできる。つまり、成績アップにつながりやすい、ということ。実際、それをやらないために伸びない子は少なくない。成績があがれば、分析する問題の量も変わる。(減る)チュートリアルを始めてから、すでに1ヶ月が過ぎた。最初は教えることも多くて、全然話が通じなかった。こっちが使っている言葉と、生徒の使っている言葉の意味が違うこともしばしば。「模試の分析」は、「解き直し」じゃねーし。「自己採点」は、「模試の分析」じゃねーし。「何を間違ったか」と「なぜ間違ったか」は同じじゃねーし。「立式のミス」は、「計算ミス」じゃねーし。そもそも計算してねーし。「2択でミスった」は、「なぜ間違ったか」に対する答えじゃねーし。「字が汚い」は「ケアレスミス」じゃねーし。今ではだんだんと話が噛み合うようになってきた。言語も文化も意味が違うとコミュニケーションの障害になるよね。どんどんチュートリアル中の速度が加速していくのがわかる。お互いの理解が進めば、「話が早い」というやつになる。片方だけがわかっていても遅いよね。チュートリアルの時間が長いのは最初はしんどいだろうけど、むしろ最初だから長いんだよ。それが普通。今後は、すばやく終わるのが普通になるから。それに、今後は長時間だとしても、中身がめちゃ濃くなるから。そうなった頃には、自力でできるようになっていることも、めちゃくちゃ増えているからね。