面接と会話
推薦試験が近づいてきて、面接対策でひぃひぃ言っている子が増えてきた様子。特によく聞くのが、うまくしゃべることができないって内容。まてまて、普段俺と会話しているじゃないか。(まさか、俺とは会話じゃないのか?)よくよく話を聞くと、自分の言いたいことを綺麗にしゃべろうとするあまり、うまくしゃべれない、とか。たくさん話すぎてしまうんだね。確かに、面接官は普段の会話のように、優しく相槌をうってくれるわけではない。普段の会話であれば、話し相手は、「うんうん」とか、「確かに!!」とか、「へぇ~、なるほどね!」とか、表情を変えつつリアクションをとってくれるのに加えて、内容が変だった場合は、「それおかしいでしょ!!!」と突っ込んだり、「それ間違ってない???」と指摘したりしてくれる。面接ではそれがない。(あるかも知れないけど少ない)淡々と「質問」が飛んでくる。だったら、それに身を任せてしまえばいい。無理に模範解答を答えようとしなくていい。やたら質問してくる「質問おじさん」と会話すると思えばいいのだ。それがわかっていれば、何を話すかは予想がつくよね。今日、話をした子は、その話のあとで面接に対する意識が少し変わったようで、学校での練習でほめられたそうな。面接と会話。どっちにしろさ、人と人との言葉を介したやりとりってとこはいっしょだよね!