正しい自然破壊は推進し、悪い自然破壊は回復させる?
今日のこのアタリは・・・最高気温12.6℃、最低気温は2.9℃・・朝の出勤時も暖かいなぁ?って思いました。今朝の朝ごパンはコレ。千キャベ以外はワタシが刻んだんです(^_^)今日のお昼は・・・街中華の美味しそうなお店にBサンを誘って行こうと思ってたんですがw今日はココの事務所の販売予定会議の日でw・・・ワタシの予定は頓挫しましたwww(^_^;)デ、いつもの蕎麦屋でカツ丼(^_^)美味しいんですけどね~( ̄▽ ̄)小鉢の蕎麦と味噌汁が付いて¥920-カツはホンモノのロースカツですよ?加工肉ではないです。さて・・・今夜はちょっと古い話を書きますが・・・尾瀬の稀少な自然環境を、道路開発から守った平野長靖さんをご存じでしょうか・・・?この方は、尾瀬の沼畔に最初に山小屋を拓いた、平野長蔵さんの孫にあたる方です。【長蔵小屋】ですね。彼がかつて語ったように「自然を守りましょう、花を折らないで下さい」と言っているすぐ横で、ブルドーザーで樹木がなぎ倒され、泉は埋められ、鳥たちのさえずる森が破壊されている・・・という話。計画された道路建設などは良いけど?それ以外は【自然破壊】だと?彼の功績は・・・我が国に於ける環境保護活動の先達であると言えると思います。そのことについてはまたあらためて書きたいと思いますが・・・昨今、貴重な自然環境を破壊しているのは、ダム建設や復興道路・・・・と、思い付いてちょっと調べてみたら?やっぱりありました・・・みっともないハナシをよくもまぁ?って訳なんです。破壊された自然環境を【回復させました】的なハナシが(-_-;)岩手県のHPに掲載されてます。記事は4年ほど前のモノのようですが県のHPにある資料を読んでみた。平成7年11月に一般県道雫石東八幡平線(網張から松川間・奧産道)における自然環境破壊が発生し、平成8年から自然環境回復のための対策を行ってきました。この程、一定の自然環境の回復が図られたことから報告書を作成いたしました。『よみがえった緑』 奥産道の自然破壊から10年一般県道雫石東八幡平線三ッ石地区植生回復追跡調査レポートという見出しの記事を読んでみてわかったのは・・・奧産道という、無用の道路を岩手山南麓から松川温泉方面(現八幡平市松尾)へ、【地域格差是正】のために建設する際、山稜にある「三ツ石湿原」への影響を低減するため、3km区間をトンネルによって通す計画が浮上し、トンネル工事によって湿原に与える影響を調査するためのボーリングが行われた際に、業者がバックホーで台車を牽いて通行したため、樹木がなぎ倒され、地面が甚大に傷つけられている事が、登山者からの通報で発覚した、というところが【自然環境破壊】なんだそうです。県によれば(環境へ配慮し)、当初は重機などは使わないで、人力で資材を運ぶこととなっていたんだそうですが・・・。樹木を伐採し、山を削ってアスファルトで固めて・・・自然環境を破壊しまくっておいて、調査業者が約束に反してバックホーを山林に乗り入れたことによって破壊された自然環境は、お金と人手を掛けて【回復させる】らしいです。下の画像は・・・参考までにストリートビューで切り取った【復興道路】の一部ですが国道106号線の区界高原、ココは北上山地のてっぺんに拡がるなだらかな高原地帯、宮古市へ注ぐ閉伊川(へいがわ)が作り出した山間のわずかな平地を開梱し、高原野菜の生産がおこなわれている、景色の美しいところでした。北海道を思わせるような、遥か彼方まで続く直線道路・・・イワテケンには珍しい風景ですが、すぐ横に盛土で作られた復興道路・・・元からある直線道路の横に?並行して高規格な道路をつくる意味ある??へ~~・・・立派な道路作ったね~~・・・・高架にしなかったから、この道路越えるのに?また鹿やキツネやたくさんの野生小動物がクルマに轢き殺されるだろう。そして、道路の維持管理費、特に冬季の除雪にかかる費用も倍以上になるでしょうし・・・何よりも山に挟まれたわずかな平地は、道路だけになってしまい、美しい景観も台無しになった・・今までだって、十分に【立派な】道路が通っていたのに、宮古から盛岡まで数分短縮するために?というのは、救急車で搬送される際の時間を想定して言っているようですけど?あのさぁ~~・・・約2時間掛かる距離を救急車で数分短縮ってw・・・ドクターヘリの時代なんですけど?その数分がカギになるような搬送なら、ヘリでしょ?はじめっから。ま、ノーガキはどうでもいいんだろ?道路作る口実は・・・そして・・・「盛岡市民の恥」だとワタシは思ってる簗川ダム。大雨の際に国道に簗川の水が上がって通行不能になるとか?簗川流域の農地への用水確保だとか?将来盛岡市の人口増に備えるためだとか?かつて《暴れ川》と呼ばれていた(ワタシは聞いたことありませんがw)簗川の治水対策だとか・・・ナニを聞いても?ダム以外に対策方法が無いとは思えない事ばかり。50年後に、ニッポンの人口は半分になる・・・と先般言われたばかりなのに?盛岡だけ人口増える想定なんでしょうかね?(-人-;)オカシイだろっ!・・・と?イチイチ突っ込みどころが満載で、言葉が出ませんでしたが・・・根田茂川も、簗川も・・・サンショウウオが棲むような清流だったけど・・・ダムの底に沈みました。当初、建設反対の動きも盛んだったけど・・・お役所がしようとすることに反対すること自体が憚られる様な土地柄っていうのかなぁ・・・多勢に無勢、やっぱりイナカなんだよね?・・・市側の強硬な姿勢で押し切られた感がありました。で、最初の奥産道の話に戻りますが、雫石と松尾を道路で結ぶ必要なんてドコにも無いのに?ハショって言うと、国からカネを引っ張れるから、そのカネ使って地元の業者に仕事をさせよう!的な事だったと思います。(まったく・・・・雫石と松尾に?どんな格差があって?道路作って是正されるのか??謎すぎる)この道路は・・・なんの大義もないまま(一応はあるようでしたがw)環境保護団体の反対等もあって、増田寛也知事在任中の2008年(だったかな?)に、事実上の建設中止が決定しました。この事案は、尾瀬を通り抜けるかつての【会津沼田街道】を高規格な【車道】として大清水から三平峠を越え、尾瀬沼の畔を通り、沼山峠~桧枝岐村をつなぐ観光道路を建設しよう・・・とした事案に少し似ていますが、尾瀬の場合は【会津沼田街道】という「道」と言っても、人が徒歩で往来する細い街道ではあったものの,街道があったのは事実です。ところが、奥産道に関しては、手つかずのまったくの自然の山麓で、もともと登山道以外の道は無かったんです。膨大な費用を掛け、自然を破壊しておきながら道路になるところはいいけど?調査の時に踏み荒らしたのは自然破壊だと?公然と言える役人たちには・・・ホント呆れます。アタマオカシイとしか思えません。CO2削減も大事だけど・・・そのCO2を吸収してくれる緑を守ることは、地方にしかできないことです。そして、温暖化が世界共通の環境問題として、CO2削減目標も定められている中で、それでもなお緑を平気で伐採し、道路を作ろうという計画が次々に上がって来る、そしてそれに反対する人も見えてこない・・・・今の環境問題をどう思ってるんでしょうか??今までなかったものは?まぁたいがいはこの先も無いままで良いんじゃねえの?ってワタシは思うんですけど。ホント・・・「貴重な環境」に対する意識の格差を気づいてない連中がかじ取りをしてるんだから恐ろしくなる・・・と感じているこの頃なワタシです。都会には・・・緑を減らさない、山林を守る・・・っていう努力は、したくても出来ないんだから、地方がそれぞれの環境を守る努力をしなきゃいけないんです。冒頭の【平野長靖さん】は、ギリギリのところで、尾瀬沼のほとりに道路が建設されるのを阻止しました。そして、当時の多くの国民は喝采を送ったんです。尾瀬はギリギリのところで守られましたが・・・・尾瀬以外はどうでしょうか。リニア新幹線や、東北新幹線の札幌延伸、各地で続く高速道路建設・・・ほんとにそれって要る??【希少な自然環境】ではなくても?山林や農地、樹木が茂る環境が・・・・大切なんだと思いませんか?海外では大規模な山林火災が毎年発生しているし・・・そして、「尾瀬の自然を守る会」が保護活動を展開していた当時よりも、今日の方が、状況は切迫しているにもかかわらず、自然環境を守らなきゃいけないという意識が遥かに低下している様に思います。開発によって失われた緑は、せめて別の場所であっても同じボリュームで再生すべきと思います。いつもコメントありがとうございます!ぜひとも・・・ ポチっと応援お願いしま~す! \(^o^)/ にほんブログ村(山野草)盆栽 白神ブナ 3号(1ポット)(休眠株)楽天で購入コナラ 0.6m 15cmポット 苗楽天で購入