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2014.05.24
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カテゴリ:弱虫ペダル
弱虫ペダル 第32話「希望の夜」


「俺の足は満タンだぜ」

田所さぁぁーん!(泣)



公式HPより

福富、金城、御堂筋によるまさかの三つ巴の戦いの末、3選手同着1位となったインターハイ1日目。ゴールを迎えた選手達の各区間リザルトが表彰される中、田所は体調を崩し、地面に倒れ込んでしまう。不穏な空気を残しつつ、宿舎へと向かうチーム総北。明日のレースに控え、休養をとる坂道達の前に、あるお客さんが現れる。



発売日より一日遅れでしたが届きました\(^o^)/

一日出遅れましたが、届きま...




メールで呼び出された巻島の目の前には、体調を崩して苦しそうに肩で息をし座りこんでいる田所の姿だった。

「明日も6人全員が走らなきゃならねぇ。1人でも欠けたら勝ちは拾いに行けねぇんだ」

今、何もかもが上手くいっているこの状況で仲間に余計な心配をかけたくない。だからこの事は巻島にだけ。

「俺にはコイツを背負って走らなきゃならねえって仕事がある。
スプリンター羨望のグリーンゼッケンだ!
付けずに走れるかっつーんだよ」


明日には回復してると言う田所だが・・・。
とにかく今は、チームの仲間に知られないように田所に言われるまま肩を貸す巻島。


しかし、ロードレーサーは食べるのも仕事。消化器系にダメージが来たらそれは。
しかも、それを言ってたのは田所なのにーーー。



テントに戻って田所の事を聞かれても、苦しい言い訳しか出来ない。
つい、最悪を考えてしまいそうになるが、悪い予感ほど当たりやすい為、考えないようにする。
田所っちは戻ってくる!全員欠ける事なく走れると言い聞かせる。


一方、田所どころではないのが今泉。
また御堂筋に走り負けただけじゃない。完全なる敗北。
今までの自分のトレーニングも、レースも、心構えも全ての時間が全て無力だった。

「おれがこのインターハイで走る理由はもう 無い」

ジャージを拳で叩き、そのままどこかに行こうとする。


「どうした、今泉?」

そんな様子を見てすぐに声をかけたのは金城。

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「今日のおまえの走りは、チームを1位に導いてくれた走りだ。感謝している」

その言葉で身体の力が抜ける今泉。

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「どいつもこいつもこれ以上ハラハラさせんなよ! まだ一日目だぜ!」

田所の不調に続き、今泉の様子。気が気でない巻島。




旅館の総北に対し、高級そうなホテルに滞在している箱学(さすがだ!)
満足していると言う福富に対し、ぶっちぎりで1位を取りたかったと噛みつく荒北。
私はそれ以上に福ちゃんのTシャツの柄が気になりましたけどね(爆)

「フレッシュな男を1人残しているからな  やれるな、新開」

いよいよ一日目、特に仕事をしていなかったこの男の番が回ってくる。

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「俺の足は満タンだぜ」



「今日、すごいレースやったな」

風呂に入り、布団の上で寝転がりながらそう話し出す鳴子。
たすき繋ぐみたいで面白かったと言う。実は、今までは個人戦ばかりでチーム戦は初めてだった鳴子。
個人戦とはまた違う面白さを実感したのだ。

「わい、初めてやったわ あんな安心してゴールすんのは」

明日も頑張ろうと誓いあう2人。そこに金城が、坂道に女性の客人が来ていると知らせに。



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「坂道ぃぃぃぃー♪」

期待を裏切らないな・・・坂道母(笑)
そんな彼女をご丁寧に・・・な金城さん(^^ゞ

とにかく息子が箱根に行くと出掛けて行ったので、自分も友達と箱根に来ちゃったというのだ。
ってか、よく宿が取れましたな(^^ゞ

「主将さんだったの~?老けてるわね」 禁句です!坂道母(爆)

しかも、てっきり息子のレースを見に来たのかと「頑張った」と言ったのに、未だ息子が何をやっているかわかって無くてorz

「小野田・・・ちゃんと説明してるのか?」

そりゃ、そう言いたくなりますよね(^^ゞ
しかも、旅館用のママチャリを見て、息子はこれで来たのだと勘違い。それでも、母は母。

「ちゃんと来られたの?怪我は無かった?
お友達に助けて貰ったの?」

一度転んだ事と手嶋と青八木の両先輩に助けて貰ったと話すと、男の子だからそのくらいでと微笑む。
そして、すぐ隣にいた鳴子に気付き「助けてやってね」と声をかける。
さらに金城にも「不器用だから迷惑かけると思うけど守ってあげてね」と頼み、
最後に息子にも「強くなりなさい。一生懸命走りなさい」と言って去っていく。

まったく、台風のような坂道母ですね(^^ゞ

「あんがい、イイ事言いよる」

強くなりなさい・・・坂道母の言葉通り強くなって、3日目、1秒でも早くジャージを届けたら・・・夢を描く鳴子。

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「鳴子君も分けてあげようか~?」

ご勘弁だよね?(笑)

翌日、二日目。初日と違い、周りから声をかけられまくる総北。

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今泉は気持ちを切り替えられたのか?
「見てろよ!」と観客に吠える田所。心配そうにしていた巻島の表情が安堵したモノに変わる。

そして観客だけが変わったわけではない。いきなり記者に写真を撮られる坂道と鳴子
それは、去年までなら箱学が制覇していたゼッケンを同じ数だけ持っているから。

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しかし、坂道はすっかり舞い上がっちゃって・・・(^^ゞ
そのせいでボトルが転がってしまい追いかける。




「緊張しとるみたいやなぁ」

ボトルを拾って渡してくれたのは京都伏見の石垣だった。
だが、自己紹介をしかけて目の前の相手があの御堂筋の走りについていった選手だと気付く。

「不思議なオーラを持つヤツや」

改めて石垣は脳裏に坂道をインプットする。




いよいよ、スタート地点に集合。
今度は一日目のようなパレードランはない。走り出した瞬間からすぐにレースとなる。

「おまえら、間違うなよ」

純粋に一日目のゴールしたタイム差で走り出す。
先頭はイエローゼッケンを背負う3人。
そして坂道達が走り出すのはその3分40秒後。

「鳴子君、もう一回最後に根性注入貰えるかな?」

互いに拳を突き出す坂道と鳴子。




いよいよ金城達に続き、今泉と荒北も出た。
レース前に金城から出されたオーダーは・・・なるべく早く坂道がみんなを引っ張り、金城に追い付く事。

そして改めて思う。全員欠ける事なく三日目全員でゴールにたどり着きたいと。

「小野田、おめえは速い 行け!まっすぐ前見て走れ!追い付くぞ」

そう声をかける田所。



旗が振られ、いよいよ走り始める。だが、その中に田所は・・・?




コースの途中で宮原が山岳を見ようと待ちかまえていた。
(本人的にはいろいろ言い訳してたけどね/笑)

そんな彼女の前を物凄い勢いで走り去っていく山岳。
初めて目にしたロードレースは驚くばかりだった。



「ショッ!」

何気なくうしろを振り返った巻島が異変に気付く。

「鳴子!田所っちはいつから来てない?」

当然、走っているとばかり思っていた田所がいない!
誰一人疑っていなかった為、いつからいなかったのか誰も気付いていなかった。


そしてその田所はーーー
なんと!スタートラインから一歩も進んでいなかったのだ。

tadokoro11





Cパート
総北もでしたが、当然箱学も追試を受ける者がいて。荒北と山岳だった。
一生懸命考えている荒北に対し、居眠りしている山岳・・・に腹を立てる荒北。
取り出したのは・・・コロコロ鉛筆(真ちゃん特製ではないよね?/腐っ)

ふざけんじゃねぇ!と怒鳴られても、このやり方で80点くらい取れると聞いた荒北は・・・取り上げてこっちもコロコロ鉛筆頼みですかいっ!ヾ(ーー ) オイッ





もう、この辺の田所と巻島の大人っぷりがね~泣けます!
最後の最後までみんなに悟らせない配慮。体調不良であの大声はキツかっただろうに。
それだけでなく、さりげなく1年に注意してくれて。でも、本当は漕ぎ出せないほど限界で。
巻ちゃんにまで大丈夫とあの距離まで気付かせないほどでしたからね。

さて、次回のタイトルは「ヒメなのだ」もしやもしや?楽しみにしていた田所が歌っちゃいますか?
いろんなドキドキを抱えつつ、楽しみです。





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Last updated  2014.06.18 17:01:48
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