カテゴリ:路地裏
過日、「人間の尊厳」なる稿を上梓し、敬愛する先輩が入居した高齢者施設で、思うにまかせない生活を強いられている状況をお話しした。
その後も状況は、改善を見ず、さらに、驚くべきお話しが起こっている。 *** 二日にあげず、先輩のお見舞いに行ってくれている女性の日記から。 「卯月8日 色々質問やお願いをしたくて責任者に会いたいと職員に伝えました。今日は忙しいと断られました。質問状を書いて渡しました。そのとき職員の方と少し話したのですがまったく意味不明でした。今度責任者の方とお話をして理解できなかったら、社長を出せって言ってしまうでしょう。怒ってるあたしをカーネルさんが止めました。まぁ彼に言っても仕方がないと思ったのかもしれないけれど、彼にしたってどっち向いて仕事してんのよ? ってことでしょ。これじゃ、駄目だ。脱出させたい。」 *** 数日前 病院から退院してきて初めてのお医者面談があったそうです。 残念ながら、ご本人の記憶が定かかどうかということはあるのですけれど、 それが本当ならば、 この3週間は、いったい何だったのか? 誰がどのように判断して、カーネルさん 今の境遇に陥ってしまったのだろう 協力医療機関というが、病状が悪ければ入院 退院したあとは、3週間音沙汰なしとすれば、 それは形式だけのことの証明じゃないか。 お部屋(自室)にデジタルカメラを取りに戻りたいと言ったところ 「身元引受人と、責任者の同席が必要です」 「前日、11時42分にお越しになり、11時43分に面会時間外でお帰りいただいたお客さまがありました。失礼があるといけませんので、お越しいただいたことは、教えていただきたいんです。」 「昨日、僕居ませんでしたので」 「....」 「それって、昼の時間ですか、夜の時間ですか?」 「夜であるわけないでしょ!」 「笑い話」でなく、現実のこと 家人曰く 「人さまのお金で商売する人たちは、証券会社にしろ、介護施設にしろ、胡散臭い。 福祉の看板を掲げるならば、正しく福祉であるべき。 さもなくば、正しく商売であると標榜し、サービスに徹するべき」 かの女性がお世話したくとも、おそらく規則の壁は厚く、彼女にもご商売、生活がある。 (ちなみに、愛人とかそのような関係では一切ない) 「身を固める」と冗談で言ったことがあるけれど、ご親族の同意があれば、婚因はともかく、養女という手も考えねばならぬかもしれない。 それでも、なお、規則の壁は厚くたちはだかるかも。 施設の現況からは、拒否されるであろうが、我々有志で金を出しあい、日中だけでも、先輩のお相手してくれる方をお願いしたいほど。 身元引受人と、責任者の同意が得られれば、そこまでやるか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2009 08:51:45 AM
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