旅行してきた
行先はロシア ワールドカップ直前であるから、今年のロシア旅行は珍しくはないはずだが、それでも「?」という顔をされることが多い、 カミサンとの旅行は、いつもある程度珍道中になってしまうのだが、今回は、いささか度が過ぎて、僕はともかく、カミサンは当分海外旅行は控えたいとまでいう。 僕のほうの感想は「いろいろあったけど、それでももう一度行きたい」 英、米、仏、独、伊、スイス、中国、台湾、韓国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、パキスタン、UAE..... 仕事、プライベート含めて、何か国かへ行ったことはあるが、飛行機嫌いもあって、再度行ってもいいと思う国は、英、米、台湾、スイスぐらいのもの。制度上、表面上は隠していても、階級差別、人種差別が社会の中にふんぷんとにおう、仏、独、伊など旧西欧系大陸国家は、金輪際ごめんこうむる。 「もう一度行きたいまで貴方が言うのは珍しい」とカミサンが驚いた。 本来Saint Petersburg(ペテルスブルグ、レニングラードとも)が目的地なのだが、それだとVISAの取得に時間がかかると、頼んだ旅行社に言われ、面倒だが帰路モスクワに寄る。JAL、ANAの直行便はないので、大韓航空を利用するので、韓国も寄れるかな? 午後比較的早い時間の飛行機に、家を出たのが10時半。 普通は成田Expressか、新宿からバスだが、今回は半蔵門線に乗り換え水天宮からTCAT(東京エアシティターミナル) このルートは珍しい。 都心日中の交通混雑を避けるに適し、途中地下鉄の乗り換えに少々の面倒は0あるが、成田では出発階に直接つけてくれるので、家からのときは、ときどき使わせてもらってきた。 成田に着くと、ピークは過ぎていて、何も待たずにチェックイン。 そこいらの席で、家から持参の、残りものを詰め込んだ弁当で昼食を済まして出国手続き。 これも、さして待たず。連休が迫ってくると、こうはいかない。 ところが、予想に反して、大韓航空Seoul(Incheon)行きは満席。 Deltaとの共同運航便なので、米国からの客、成田からでもDeltaのカウンターからチェックインした連中が多いのだろう。 それでも出発は予定通り。フライトもIncheonまで2時間3分で順調。 Incheon空港は、新ターミナルが完成。完全に東アジアのハブ空港として機能充実。「いよいよ成田は古い」と実感させられる。ただし、西ターミナルを端から端まで歩かされて、今度は、アエロフロートとの共同運航便。機材は、IncheonまでがB777、IncheonからはA330 Seoul-Saint Petersburg便では日本語の機内放送はない。客室乗務員からは韓国語で話しかけられ、 「???」 英語で「water please」 ところが、これが通じない! 多少韓国語を解するカミサンが対応してくれる 「Awayだなぁ」 「たぶん、Saint Petersburgには日本航空は支店おいてないでしょうね」 「あぁ。自分とこの飛行機が飛んでないところに支店置いとかないだろう。東京三菱も支店ないかな?」 「今は三菱UFJ?」 「そうすると頼りは領事館だけ かぁ。なんか日本人としては心もとないね」 三菱UFJのSaint Petersburgは10年ほど前に傘下のロシア法人が出張所を開設し、5年ばかり前からは、それが駐在事務所に昇格している。つまり、日本人が常駐するようになり、これは、僕らの想像とは異なり、多少日本の活動が活発化していることを示す。 ただし、現地に行ってみてわかるのは、「Awayだぁ!」である 今は昔 日本航空、東京銀行、東京海上の支店、JTBの事務所は、海外で活動する僕らの心のよりどころだった。 これらの会社には海外における邦人の保護を自分らの義務とする誇りのようなものがあり、一部は競争相手でもあるのだが、それを超えた信頼感をどことなく感じていたものである。 とはいえ、Petersburgまでのフライトは順調、ほぼ定刻通りの到着。 僕らの荷物はいち早く出てきていて、入国手続きをさっさと済ませ、Immigrationで出国書類をパスポートに挟んで、さぁ入国だぁ。 ここまでは順調だったのだが....... この項続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 11, 2018 11:41:37 AM
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