ミツオーです。黄砂がノドに直接くるようで、イガイガ。
さて、わたくし今日から笠松競馬実況を担当します。
少し前、どなたかがツイッターか何かで書いたのを読んで気づいたのですが、笠松競馬所属の池田敏樹騎手の勝負服、じつはちょっと珍しいのです。
これを見て、「おお!珍しい!」とすぐ気づいた方、偉いです。
わたくし、ホントにず~っと気づきませんでした。
池田騎手の勝負服デザインは「黄色 青左襷 袖青二本輪」です。
このタスキが「左タスキ」になっているところが珍しい(どうでもよろしいが、「たすき」ってカタカナで書くと「タヌキ」みたいに見えるな…)。
多くの「たすき」柄は、「右たすき」、つまり右肩にたすきをかけたカタチなのです。
池田騎手のは左肩にたすきをかけたカタチ。
聞いてみたところ、
「デビューしたときに、所属調教師と相談して、『目立つ色でシンプルなのがいいぞ』ってことでこの色に。
それで、他のひとと一緒なのはイヤだったので、左たすきにしました」
ということです。
わたしが勝負服デザインの「たすき」に種類があると知ったのは、金沢所属の服部大地騎手が「左たすき」を使用したときです。…このときも、関係者の方が「あいつ左たすきなんだよな」とおっしゃっているのを聞いて気づいたのですが。
「今はもうそんなにこのデザインにこだわりがあるわけでもないです。
一色っていいなあと最近は思います。変えるとしたら、灰色一色」
ナゼ灰色?と聞くと、
「ほかのひとと、まず、かぶらないじゃないですか」
なるほど。
池田騎手の人柄というか考え方のうかがい知れるコメントですなあ。
ただし主催者さんに確認したところ、現在、笠松競馬場では「ねずみ色・灰色」は勝負服柄に使用することはできません(よそから遠征などで騎乗しにくる場合はのぞく)。