ミツオーです。ホントなら明日、オリンピック見に行くハズだったんだがなあ。


さて、高知競馬で期間限定騎乗をおこなっていた畑中信司騎手が、金沢競馬に戻ってきました。
７月１８日から、金沢で騎乗しています。


というわけで、久々に畑中信司騎手の顔を拝みに、そして話を聞きに、検量室付近に行ってみました。


まあ、アレですわ。
久々に会っても、畑中信司は畑中信司でした。


いや、心安くしてもらってありがたいですけども。
面白いしね。







わたしとしては、当然ながら高知での騎乗がどうだったか、園田遠征での重賞制覇のくわしい話、久々の金沢どう？的なことを、つまりは畑中騎手の言葉を聞きたかったのです。


が、いきなり、


「大井の動画、見たで。
やっぱ大井さんで実況してる姿はカッコイイな！金沢とはやることも違うんやろ？」


いやいや、見てもらったのはありがとうございます。
でも仕事は仕事でどこでも一緒だし…


「嘘つけ、金沢じゃあんな望遠鏡使わへんやろ？」


ええと、望遠鏡じゃなくて双眼鏡ね。
金沢にも持ってきてるよ。


「持ってきてるだけやろ？使わへんやろ？
金沢あたりでは使わんでも実況できるもんな？」


いや、使ってるって。
それより高知どうでした？


「やっぱ大井さんで仕事するほうがいいと思ってるんやろ？」


あのね。ちょっと話聞かせてほしいんだけど…


「ああ、高知は馬、強いな。金沢の馬も遠征来てたけどかなわんかったもんな」


高知優駿ね。金沢勢は残念だったなあ。
園田の重賞勝ち、おめでとうございます。


「ホントはボクの馬じゃなくてもう一頭が勝つハズやったんやけどな」




終始こんな調子で、ただでさえ豊富にあるとは言えない時間がどんどん浪費されていくという、ようするに畑中信司は高知に行って帰ってきても畑中信司だったと。



（ムカつく顔…じゃなくて、ひょうきんなお姿。むう）。



畑中騎手に限らず、騎手はじめ関係者の皆さんは、ある程度心を許してくださると、色々とご紹介しにくいことを話してくださるようになります。
だからこそ、お話をうかがう立場のこちらがシッカリしていないと、うまく有用な情報を引き出せなくなるのですよ。



コレはようするに、畑中騎手にわたしが手玉に取られているというだけなのかもしれません。あるいはこっちの顔色を見て、「コイツ、大した用事もなしに何となく来たな」と見抜かれていたのかも。


今度はちゃんと準備して、役に立つ話を聞き出します。