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2010年09月11日
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カテゴリ:プロの目
 平成22年度の第13回開催は、前半戦が9月12日(日)・14日(火)、後半戦が9月19日(日)・20日(月・祝)の4日間開催。前半週が日曜・火曜、後半週が日曜・月曜とやや変則的な日程になっていますので、ご注意下さい。


 今開催は金沢では珍しい重賞2本立て。後半週に2日連続で行われる。
 まずは2歳戦。3日目の9月19日(日)に行われる、重賞「中日スポーツ杯 第12回兼六園ジュニアカップ」(東海・近畿・中国地区交流、2歳、1400m、1着賞金180万円)。 このレースは、JRA「朝日杯フューチュリティーステークス」(JpnI)ステップ競走の地区代表馬選定競走となっており、1着馬には出走権が与えられる。(第1回のレジェンドハンター、第2回のフジノテンビーは、次走中央GIIを制覇。)

 過去5年の優勝馬は
 2005第7回 笠松・メイホウホップ(牡)...向山牧騎手 良・1分31秒5
 2006第8回 金沢・ブラックムーン(牝)...鬼束亮騎手 稍・1分32秒3
 2007第9回 金沢・エムザックローマン(牡)...吉原寛人騎手 不・1分33秒4
 (馬インフルエンザ蔓延の影響で他地区からの出走が不可能で地元馬のみのレース)
 2008第10回 笠松・ニュースターガール(牝)...阪上忠匡騎手 良・1分33秒8
 2009第11回 金沢・ハヤテカムイオー(牡)...吉原寛人騎手 良・1分31秒4

 1999年に創設後、第1回~第5回までは牡馬・セン馬のみのレースだったが、2004年の第6回からは牝馬の出走も可能に。昨年こそ牡馬が1・2着で、牝馬はファインスターの3着が最高だったが、近年は出走数・連対数共に牝馬が多くなっており、地元金沢所属の牝馬が必ず3着以内に好走している点には注目。これまでの地元馬の優勝は2002年オペラコロナリー(平瀬騎手)、2006年ブラックムーン、そして昨年のハヤテカムイオーの3頭(他地区の出走がなかった2007年を除く)。勝率に関しては遠征馬の方が高く、地元のワンツー決着も2006年のみ。遠征馬が必ず3着までに好走の傾向。
 配当面では3連単導入後の7回のうち4回が万馬券決着(ここ3年は23210円、63050円、10530円)。力が定まらぬ2歳馬のレースだけに波乱の決着も多い。
 また、キャリア1戦の馬や初距離の馬の好走が多いのも特徴で、それを理由に評価を割引く必要はないということも覚えておきたい。

 それでは今年のメンバー。
 他地区からの遠征馬は、笠松・マルヨコンバット(牡)、名古屋・オートフォーカス(牝)、兵庫・エルウェーオージャ(牡)、笠松・モエレトゥループ(牝)の4頭。
 迎え撃つ地元勢(すべて希望投票)は、ナエマ(牝)、ダンシングサクラ(牝)、シンカンタカフジ(牡)、メジャータイム(牡)、カイジンシーザリオ(牝)、サンダーウォリア(牡)の6頭。(9月10日時点では計10頭の予定だが、回避馬が出る可能性もあります。)
 有力候補を挙げるなら、地元ではナエマ、遠征組では笠松のマルヨコンバット。
 ナエマは新馬戦の勝ちっぷりと時計が優秀(今季5鞍中一番時計)。前走1400mも勝って2戦2勝。今回と同距離の前走が案外な勝ちっぷりと時計ではあったが、ここへの出走や暑さも考慮した余裕を持たせた仕上げだったのは間違いなく、まだまだ上積みがありそう。スピード色の濃い血統・馬体だが、能力の絶対値は金沢のこの世代ナンバー1に思える。
 笠松のマルヨコンバットは、新馬勝ちが1秒3差の圧勝で時計も水準以上。その内容が追い通しだったことを思うと、むしろ距離が延びて良さそう。映像で見る限り馬っぷりもなかなか。ただ、9月10日の笠松・秋風ジュニアから連闘になるため、出走するかは微妙(9月10日現在)。
 これに続くのは、地元勢では新馬戦でナエマの2着後は連勝中ダンシングサクラ、新馬戦の勝ちっぷりが良かったシンカンタカフジ。そして遠征勢では中央から転入後連勝中の名古屋・オートフォーカス、使いつつの良化と距離延長で頭角を現してきた兵庫・エルウェーオージャ。これら4頭も十分圏内と言えそう。

 2つ目は古馬の短距離戦。4日目の9月20日(月・祝)に行われる、重賞「北陸四県畜産会長賞 第8回オータムスプリントカップ」(東海・近畿・中国地区交流、3歳以上A級、1400m、1着賞金200万円)。このレースは、第10回JBCスプリント競走(JpnI、11月3日、船橋競馬場、1000m)の指定競走となっている。
 1991年から行われていた夏の短距離重賞「スプリンターズカップ」が前身で、2003年に地区交流の重賞としてリニューアルして創設された、金沢では珍しい短距離の重賞。

 過去7回の優勝馬は
 2003第1回 兵庫・サンキョウフェアー(牡4)...赤木高太郎騎手 良・1分29秒9
 2004第2回 笠松・パープルモンク(牡8)...安藤光彰騎手 重・1分29秒1
 2005第3回 金沢・ケンゴウザン(牡6)...渡辺 壮騎手 良・1分28秒9
 2006第4回 名古屋・キングスゾーン(牡4)...丸野勝虎騎手 良・1分28秒4
 2007第5回 金沢・ケンゴウザン(牡8)...吉原寛人騎手 良・1分29秒2
 (馬インフルエンザ蔓延の影響で他地区からの出走が不可能で地元馬のみのレース)
 2008第6回 笠松・シールビーバック(牝6)...濱口楠彦騎手 重・1分29秒6
 2009第7回 金沢・ナムラグローリー(牡5)...中川雅之騎手 良・1分28秒9 

 一昨年は笠松・名古屋勢が1~4着を独占したが、2006年までと昨年は地元馬と遠征馬で1着2着を分け合うという互角の結果。牝馬の連対は昨年のシールビーバック1頭だけ。3着も2回しかないが、牝馬の出走自体が延べ13頭と少ないことが影響しており、あまり関係ないと見たいが...。
 スピードが要求される距離だけに、先行馬同士での決着は多いが、昨年は後方から1着ナムラグローリーと3着コパケンサンバが突っ込んで3連単74340円。それ以前の追い込みでの好走は2005年の2着イブキミーティアー、2007年の3着イズミムテキ。中団から差した2008年の2着ケイアイカルディナも含めて、高配当を演出したのは差し・追込馬。本命党の方は人気の先行馬、穴党の方は人気薄の差し・追い込み馬がオススメ。ただ、これまでの勝ち馬はある程度人気を集めていた馬だけに、ヒモ穴狙いが有効?

 さて、今年のメンバー。
 他地区からの遠征馬は、イイデケンシン(兵庫)、ローレルファイアー(兵庫)、ナックザワールド(名古屋)、ハクシンフリーダム(名古屋)、エムオーミサイル(笠松)の5頭。
 迎え撃つ地元勢(すべて希望投票)は、ナムラグローリー、ゲイリーアイトーン、ファイトスピリッツ、ドゥミポワント、クイーンズコート、ロンシャンステージの6頭。(9月10日時点では計11頭の予定だが、回避馬が出る可能性もあります。)
 状態・展開・オープンでの力関係など不安を抱える馬が多く、波乱含みと言えそうだが、 やはり最有力はイイデケンシン。中央在籍の2歳時に全日本2歳優駿を制したJpnI馬だ。昨年1月に兵庫転入後は1400mに限れば2着・1着・1着・1着・2着・2着。3度の敗戦は相手にまんまと逃げ切られた時と落馬寸前のスタートでのつまずき。2月以来のレースになるため、最終的な評価は直前気配等の報告待ちだが、この相手と距離なら譲れないところだろう。
 他の遠征馬がオープンでの良績がないだけに地元馬にも上位争いの期待がかかる。中では昨年の覇者ナムラグローリーとA1で常に好勝負のファイトスピリッツが有力候補。ただ、共に短距離への適性は高いものの、ナムラは精彩を欠く近走からの復調度、ファイトは2開催休み後の気配を見極めて判断したいもの。今季A1を2勝のゲイリーアイトーンも前走1700mでの小差2着で確かな地力とデキ落ちなしをアピール。元々が短距離向きだけに揉まれない展開に持ち込めば。穴ならA3を連勝してベスト距離のここに挑戦するクイーンズコート。

 それでは前半週のメインレースの展望も少しずつ。
 初日(12日)のメインは「七尾市お熊甲祭り特別」(A4・1700m)
 近走の勝ち馬が抜けていき、常に上位争いのオリエンタルスカイに勝機到来だが、4連勝中で1700m大得意パワフルウッズや前回は距離不足だった3歳ハヤテカムイオーを始め、サウスアミューズ、サンレイコンサート、メジャーワールド、クニノユメオーも距離延長で走り良化は必至。激戦になりそうだ。
 2日目(14日)のメインは「宇出津港あかりフェスティバル特別」(A3・1500m)
 前回A4を好時計勝ちの3歳馬ファインスターは揉まれない展開に持ち込めれば十分通用しそうだが、気温低下と距離短縮で巻き返しを期すラインブレイク、3連続2着と堅実なベットボトムダラーの宗綱泰厩舎2頭も互角評。折り合える1500mに短縮歓迎シルキーワイルド、中央500万下で好走歴ある再転入アッシュアッパー辺りも差はない。

 

競馬カナザワ





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最終更新日  2010年09月11日 12時40分10秒



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