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カテゴリ:プロの目
今月24日には、2歳馬たちによる重賞第32回金の鞍賞が行われる。今をときめくナロウエスケープはまだ転入前だったが、フジペガサスが後続を圧倒したシーンは記憶に新しいところだ。果たして今年はどの馬がチャンピオンに輝くだろうか...。といっても、実は2歳馬の転入は、今年はかなり遅れ気味。ようやく頭数は揃ってきたが、現段階で当地出走を果たしているのは僅か4頭で、勝ち鞍があるのが1頭のみ。当然古馬との競馬を余儀なくされるわけで仕方のない面はあるが、何とも心もとない現状。それが、ここへ来て北海道などから2歳馬が転入。中には1勝馬もいて、それなりのレベルで行われそうだ。 さてその金の鞍賞の展望は次回にするとして、今回は5(日)のメイン「土佐日記紀行特別」(サラ系C-1選抜 1400メートル)の展望。 ケイエスラック...前回は勝ち馬マチカネドウドウに負けてしまったが、センス十分の走りで連対は楽々と確保。ただ、レース中の突然の豪雨はマイナスに働いた印象で、陣営も良馬場での競馬を望んでいる様。週末の雨で回復具合が気になるが、今回もまず崩れはないと思われる。 コスモグレイス、マルハチゲティ...前走で一騎打ちを演じた2頭。コスモグレイスに軍配が上がったものの、両馬ともに文句のないレースを展開した。勝ち時計も速ければ、上がり3Fも速い。完全にクラスを超えた一戦といえる。コスモグレイスのレースぶりは、何となくナロウエスケープに似ていると思うのだが。同じストラヴィンスキー産駒の牝馬という共通点もあるし。とにかく、両馬ともに楽しみだ。 おそらく上記3頭の争い。他の馬は、3着争いが一杯だろう。
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最終更新日
2010年12月03日 13時34分15秒
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