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中3全員と定期面談をしました。
生徒とじっくり話していると、いろんな考え方といろんな進路の選択の仕方があります。 ひとつでもレベルの高い学校を受験することに意義を感じている生徒、昔から憧れていた高校を受験することに意義を感じている生徒、無理してレベルの高い高校にチャレンジするよりも、自分のレベルに合った高校で上位にいたいと考えている生徒などなど。 同じ15年間という年月を生きてきた高校受験生であっても、その考え方や価値観は実に多種多様です。 僕は、中学生が進路を選択する際に、「こうでなければいけない」という価値観は今は持っていません。「今は」と言ったのは、一昔前までは一つでもレベルの高いところに入学した方が良いという価値観を持っていたからです。 でも最近はこう思います。 15歳が一生懸命いろんなことを考えた上で、それぞれが自分の意志で出した結論に一番意義があると。 進路を選択する際に、両親の負担を考える子もいれば、小さい弟や妹のことを考える子もいます。また、自分の夢や将来のことを考える子もいれば、高校の環境を考える子もいます。 どんな学校に進学するかということももちろん大切ですが、それ以上に、自分の置かれた環境や自分の将来を15歳なりに一生懸命考えた上で、その時に出来るベストの決断をすることの方が、高校受験の意義があるように思います。 今年も受験生たちが一生懸命自分の進路を模索し、ようやく決断しました。 僕にできることは、それぞれの生徒の夢が叶うように、全力で応援するだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 19, 2012 11:14:12 PM
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