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カテゴリ:ラングドック・ルーション
![]() ![]() 補助品種主体ワイン第3弾 ラングドック・ルーション ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ラ・クノワーズ・ド・ジョンヌ2005 La Counoise de Jeune ドメーヌ・モンペルトゥイ ポール・ジョンヌ Domaine Monpertuis Paul Jeune クノワーズ90% アリカンテ(グルナッシュ?)10% アルコール度13% 輸入:野村ユニソン 購入価格:1504円 色は透き通った紫。 香りは白胡椒、カシス、インク、獣臭(室内犬?) 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い酸味。 抜栓60分弱で苦味を伴う酸味と渋味。余韻は変わらず。 まぁまぁの味。爽やか系で悪くない。 酸味と苦味の要素がワンセットなのはやはりクノワーズの特徴のようだ。 香りもシンプルで分かりやすい。 ラミエル・クノワーズで感じた渋味の薄さの欠点はかなり解消されている。 特に10%のアリカンテが味の軌道修正に良い働きをしてる気がする。 余韻はほぼ同じであっさり系。 ただ、味の厚みはやはりどうしても物足りなさをカバーしきれない。 余韻もあっさりで伸びないし、伸びた所で薄い酸味と苦味では有り難味が無い。 抜栓60分弱で渋味と酸味の感じ方の順番が変わり、より酸味が強調される味になってくる。 こうなると解消されたはずの欠点が新たに(再び)台頭してきて減点幅が大きくなる。 不味くはなかった。 その上で言わせてもらえれば、やっぱりクノワーズは主役になれる品種じゃないね。 味にクセがある割にはインパクトが弱く、酸味と苦味ばかりが大きく目立ってワインとしての厚みがどうしても乏しい。 ファンになる人は確実にいると思ったが、言い換えればモノ好きかファンしか目を向けない葡萄。 クノワーズにはこのままシャトーヌフで脇を固めるいぶし銀的な位置で主役級品種(グルナッシュ、シラー等)を補佐していってほしい。 値段相応。 1500円なら標準的なレベルのラングドックワインの範疇。 酸味基調のワインが好きな人ならそれなりに気に入るはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:29:51 AM
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