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カテゴリ:イタリア
もらいもの イタリア IGTヴェネツィア・ジュリア IGT Venezia Giulia デジール・ブラン・ビアンコ2007 Desir Blanc Bianco ヴィニェティ・ラパイス Vigneti Rapais ヴィオニエ50% トラミネールアロマティコ(ゲヴェルツトラミネール)50% (PDF) フレンチオーク樽熟成18ヶ月 アルコール分13% 輸入:株式会社オーレ ジャパン 参考価格:1700円前後 色はやや黄色がかった金色。 香りはカリン、ライム、クリーム、アンズ、バニラ、レモン、沈丁花、蜂蜜?キンモクセイ? 味は苦味と薄い酸味。余韻に甘味と苦味。 香りが良い。 味は少々苦味が強いが、甘い香りが全力で支援。 余韻の甘味もグイグイ伸びてきて、強く感じた苦味が気にならなくなる。 これは香りの存在感が素晴らしい。 柑橘にバニラに花と蜜、と苦味基調の味を支える力に溢れている。 これでさらにナッツ要素まであったら、ブルゴーニュと対等以上に闘える。 余韻の甘味の伸びもバッチリで、苦味が苦味で無くなる感じ。 もし香りが出なければ、ちょっと苦い薄い白ワイン。 このワインの主役は味ではない。文字通り味は二の次。 香りの次に余韻、最後に味。 香りを楽しめる人でないと、このワインの価値は半減。 抜栓20分程(ほぼ温度上昇)で、余韻の苦味がジワジワと強くなってくる。 全体の味わいを壊すほどの変化ではないし、香りは変わらないので、 素早く飲むか、冷温キープ出来れば何ら大した問題ではない。 べっこう飴 や お香の香りがしたらヒネ香と思うところだが、それが無い熟成白ワインに近い。 実際経年でそれなりに熟成してるのだろうが、50%のトラミネールアロマティコがかなり良い仕事をしてると思う。 味以外の点で万人向けとは言えないが、白ワインに心得の有る人なら一定以上の評価を下せるはず。 料理は、素朴で淡泊なものが良い。 カプレーゼとか、サラダとか、あとはシンンプルな鶏肉のソテーだったり。 強い香りも弱い味も殺さず、それでいて余韻の甘味と苦味を活かせる、そんな料理。 白出汁にヅケにした白身魚の刺身なんてのもいいかもしれない。 値段相応。 相応だが、2000円弱位でも納得したかもしれない。 この香りだけで1400円位の価値を感じられた。
まあ納得の価格。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/31 09:57:08 PM
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