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カテゴリ:ボルドー:コート・ド・ブール
ボルドー コート・ド・ブール シャトー・マルティナ(マルチナット)2005《3本目》 Chateau Martinat マルソー・ドンズ Marsaux Donze メルロー60% カベルネソーヴィニヨン20% マルベック20% 樽熟成12ヶ月(新樽率40%) アルコール度13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1980円 色はややくすんだ濃い紫。 香りはカカオ、革、インク、土、プルーン、枯葉、カラメル? 味は渋味と酸味。余韻に苦味と酸味を伴う甘味。 2012年4月時と比べて、香りの果実感はやや後退。 味の勢いも少々弱ってるが、これはこれで落ち着きが生まれてきたとも思える。 余韻のカラメル的な甘酸っぱさは健在で、そのおかげか香りの土っぽさに対する牽制が出来てる。 渋味が経年相応に落ち始め、香りと一緒に果実感も徐々に絞られてきた。 相対的に苦味感が目立ってもくるが、それはこのワインの特徴だし、ブールの土地の特徴の内でもある。 余韻の踏ん張りが、枯れた(力尽きた)味になるのを食い止めてる。 弱ったなりに味のバランスは保たれてて、飲んでて悪い気まではしないかな。 ただ、前回飲んだ時点でピークを感じてたので、適度な熟成感を感じるまでには至ってない。 多少は瓶差も出ただろうし このボトル独特の個性だろうが、“落ち始め”の雰囲気で止まってしまってる。 総合的には変わらず、右岸ボルドーのお手本の様な綺麗な味。 2005年ヴィンテージの底はまだ見せず、もう数年は発展の余地を残してる。 右岸ボルドー好きなら、まだまだ存分に楽しめる。 料理は特に要らず、クラッカーにクリームチーズでも塗っとけばそれでいいと思う。 この渋味の出方と苦味の残り方なら、ウナギやアナゴに向いてるかも。 牛肉や豚肉でなら、強めのグリルにバーベキューソースとかでも。 アブラを適度に落としつつ、ワインの渋味や苦味に適度に対抗出来るものが良い。 普通の単なるステーキとかだと、ワインか肉のどちらかの味が壊れそう。 値段相応。 すぐ飲んで良し、5年後に飲んで良し、10年後に飲んでも良し、15年後以上はヴィンテージ次第、 2000円前後レベルなら当然の(と思いたい)実力をきちんと備えてる、優等生ワイン。 酒質に関しては2005年のヴィンテージ補正が多分に有りそうだが、でもこの価格は立派に良心的な部類。 ★楽天検索 シャトー マルティナ★ 楽天扱い約6件 2394円~3150円 平均2600円前後 まあまあこんなもん。 出来れば2500円下回って欲しいところだが、熟成の将来性代も込みか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/02/19 02:18:13 AM
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