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カテゴリ:オーストラリア
自前の畑も醸造設備も持たない、契約農家から集めた品種を7種ブレンド、新進気鋭の若手醸造家の意欲作らしい オーストラリア サウスオーストラリア州 アタック・オブ・ザ・キラー・ヴィンテージ2010 Attack of The Killer Vintage ファースト・ドロップ・ワインズ First Drop Wines バロッサ・ヴァレー、アデレード・ヒルズ、マクラレン・ヴェール の3地区より収穫された バルベーラ25% ネッビオーロ24% トリンカデイラ23% シラーズ12% シャルドネ11% トゥーリガナショナル3% テンプラニーリョ2% ステンレスタンクで発酵開始後、 3~4年使用のフレンチオークとアメリカンオーク樽に移し、 発酵終了後にそのままシュールリー状態で熟成15ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:アプレヴ・トレーディング株式会社 購入価格:1260円 見れば見るほど味が想像出来ない品種構成と醸造方法。 色は透き通った紫。 香りはブラックベリー、アーモンド、インク、パプリカ、ナツメグ、カカオ、バニラ?胡椒? 開栓30分弱でブラックベリー、アーモンド、カカオ、カラメル、クリーム、インク? 味は渋味と酸味。余韻に渋味と苦味を伴う酸味。 ・・・・う~ん、飲んでみると普通だな。 ベリーにナッツと ほんのりスパイス、青臭さも残る香り。 渋味基調で粘りを感じる酸味に、苦味の絡む余韻。 フランスワインで言えば、ボルドーとローヌの中間みたいな香りと味。 どちらも1200円前後位のやや軽め位の味わいと厚みレベルの。 これはこれで、自分には分かり易さや飲み易さは有ったが、何ら特別なものは感じないね。 もっとダイレクトに悪く言うと、味が渋いのか甘いのか酸っぱいのか、ハッキリしない時が多い。 それがワインの安っぽさを強く打ち出してしまう。 もう少し甘味が出てくれば味に複雑さが伴い、香りのごちゃ混ぜ感を味方にできたと思う。 開栓30分で香りの青臭さが抜けてきて、 相対的にカラメルっぽい甘い香りが伸び易くなった。 これによって気休め程度だが、 味に足りなかった甘味のニュアンスがわずかに補強される。 でも、この香りの出方もタイミング次第だな。そんなに明確なものでもない。 あえて言えば、ラベルのインパクトとセパージュの多種類だけがウリ。 赤ワインとしては結構普通。 普通なりに不味い事はなかったけど、言う程大したワインでもなかった。 料理は多少味の濃いものになら何でも合いそう。 肉よりもチーズたっぷりのピザとかに向いてる。 タコ焼き や お好み焼きなんかにも良い感じ。 アブラの甘味と相性が強い。 値段相応。 良くも悪くも値段なりで、(悪い意味寄りで)個性が無いな。 シンプルな赤ワインとしてはともかく、いわゆるオーストラリアワインを飲みたい人のためのワインじゃない。 ★楽天検索 キラー ヴィンテージ★ 楽天扱い約4件 1350円~1554円 平均1450円 この価格じゃ全然惹かれない。 ラベルに釣られての一発ネタ以上には ならないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/05/04 02:58:20 AM
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