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カテゴリ:ブルゴーニュ赤
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ2013 Hautes Cotes de Beaune ドメーヌ・シャルル・フランソワ・エ・フィス Domaine Charles Francois et Fils ピノノワール100% フレンチオーク樽熟成12ヶ月(テクニカルシートPDF) アルコール分13% 輸入:株式会社 八田 購入価格:2041円 色は澄んだ赤紫。 香りはカシス、カラメル、枯葉、コーヒー分が濃いカフェオレ、古いアンズジャム? 味は酸味と薄い苦味。余韻に苦味を伴う酸味と薄い苦味。 やや薄めだが、よくあるピノノワールの雰囲気。 出力は弱いがボーヌらしい、やや土のニュアンスが絡む香り。(ニュイなら紅茶や花?) 控えめな酸と、これまた控えめな苦味感とでゆっくり味を送り流していく。 渋味はほぼ無く、果実感をメインにカラメルやカフェオレっぽい香りで 甘味の雰囲気を出し、全体のバランスを構成する。 まあまあ飲み易い、正統派のピノノワールワイン。 正統派とは言ってみたものの、要は良くも悪くも普通。 ほんのり酸味が流れるだけで、ピノらしさは見えるが、あまり高級感は無い。 こういうのは香りで何とかキャラを立たせるものだが、その香りも結構平凡。 総合的には、普通のピノノワールワイン。 多分、10~15年前だと1600円前後で買えたんじゃないかな!?って位のレベル。 「オート・コート・ド・ボーヌ」の名前通り、ボーヌっぽいニュアンスは有った。 そのニュアンスのためだけに この価格を出すのはオススメは出来ない。 カリフォルニアやアルゼンチン辺りのピノの方が味は確実に上。(アルゼンチンならコスパも上w) 酸味の有るソースに向く。 食材としては鳥か豚で良いと思うが、アブラの甘味を感じられる調理と味付けが望ましい。 イタリアのタリアータとか、薄切り肉にオリーブオイル&粉チーズ&バルサミコ酢とかのあっさりした肉料理が良い感じ。 そこまで凝らなくても、鶏唐揚げに塩とレモン果汁でも充分かなw。 ある意味、値段相応。 ただし、「ブルゴーニュ」「オート・コート・ド・ボーヌ」の看板で+500~600円強載ってると考えて相応。 同じ2000円位なら、ルイ・ジャドのクーヴァン・デ・ジャコバンとかの方がもう少し飲んでて納得するかも。 300ml程残しで次の日。(抜栓約20時間経過) 香りはアンズ、ブラックベリー、枯葉、出涸らし紅茶、カカオ?インク? 味は苦味を伴う渋味と薄い酸味。余韻に苦味と酸味。 お、渋味的なものが出てきて、少しだがボディーが生まれた。 香りから酸味を思わせるものが後退したのも原因かな? 薄いは薄いけど、薄いなりの勢いは感じる。 やっぱり赤ワインに渋味は必要だなw。 渋味が無いなら、香りか口通りの滑らかさが必要。 香り標準。味も普通。 初日とは毛色を変えてきたが、ワインとしての普通さは変わってない。 2日目も値段相応。 約2000円のブルピノとしては、初日より2日目の味の方が納得。 それはそれで、「ブルゴーニュ」の看板代込みで約2000円という感覚も変わらず。
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最終更新日
2017/04/21 03:52:43 AM
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