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コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

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2011年03月28日
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カテゴリ:夢の実現

水仙の花2011-2.jpg


 今日、私のコーチ仲間から、社会起業大学 名誉学長、社会起業家フォーラム代表、多摩大学大学院 教授、田坂広志氏の「いま、あなたに何ができるのか」という素晴らしい講演の紹介を頂きました。

 「自分も、今いる環境の中で、出来ることを通じて、日本再生に向けてベストを尽くしていこう!」と、賢ちゃん、大きな勇気をこの講演から頂きました。

 是非、聴いてみてください。
     ↓
 http://www.sophiabank.co.jp/audio/japanese/2011/03/post_340/

 以下は、このサイトに掲載されている、講演の要旨をまとめた資料です。

---

いま、あなたに 何ができるのか
 すべての人が社会に貢献できる 生き方・働き方

                             社会起業大学 名誉学長
                             社会起業家フォーラム 代表
                             多摩大学大学院 教授
                             田坂広志

東日本大震災 それはなぜ、起こったのか

日本は地震国だから 日本は島国だから

「科学的説明」よりも大切なもの 「意味」を感じる力

我々の中にある 共通の感覚

この大震災は 起こるべくして 起こった
混迷する政治 低迷する経済 共感を失った社会
倫理を忘れた経営 働き甲斐の無い労働 浮薄な文化
そして 大切なことを 忘れた 我々の精神

我々の中にあった 共通の感覚

いつか、この国は 経済的破綻に直面して 
その大切なことに 気がつくのではないか

この感覚の中に すでに潜んでいた 甘い認識

2011年 3月11日 何が起こったか

政治、経済、社会、文化のすべての破綻を 遥かに超え
やってきた 空前の危機
一瞬にして失われた 二万人を超える 尊い命

この事実の前に 言葉を失い 茫然と立ち尽くす 我々

この最も痛苦な時期にこそ 我々が 自らの心に
問わなければならない 大切な問い

この方々の命は なぜ失われたのか

この方々が 尊い命を賭して 我々に
教えてくれたものは何か

それは 何か

この日本という国は 生まれ変わらなければならない

この日本という国は 永く続いた 混迷の時代を超え
素晴らしい国へと 生まれ変わらなければ ならない

そのことを 二万人を超える方々は
尊い命を賭して 我々に教えてくれた

だから、いま 我々は 心に定めなければならない

それは ただ一つの思い

これから何十年の歳月が経っても 決して風化することのない一つの思い

いつの日か 我々は 必ず、語る

あのとき この日本という国の 素晴らしい国への 再生が始まった

2011年3月11日
あの日 二万人を超える人々が その尊い命を賭して
我々に 願いを託してくれた

そのお陰で その尊い命のお陰で 我々は 立ち直ることができた

あの永く続いた混迷の時代を超え この日本という国は
素晴らしい国へと 再生することができた

いつの日か 必ず そう語ろう

では、そのために いま、我々が 為すべきことは、何か

この思いを風化させず 心に刻むこと

では 思いを風化させないためには 何が必要か

命を失われた人々への 共感

では 共感とは何か

共感とは 同情や憐憫とは違う

共感とは

目の前にいる 一人の人間の姿が 自分の姿のように 思えること

大地震と大津波 人間を分け隔てない出来事
年齢、性別、地位に関係なく 襲い掛かる災難

ほんのわずかな 人生の偶然の違いで

自分もまた 被災者になったのではないか

ここにいる誰もが 被災者になったのではないか

あの方々の姿は 自分の姿ではないのか

あの方々の姿は 我々の姿ではないのか

最愛の夫と娘二人を失い 独りぼっちになってしまったと悲しむ女性

がれきの中から妻の乗っていた車を見つけ
見つけてしまったと嘆く男性

それは 我々の姿ではないのか

共感とは何か

あの方々は そのことを教えてくれた

では その共感を胸に抱き いま、我々が為すべきことは、何か

為すべきことはただ一つ

目の前の仕事

その仕事に深い使命感を抱き 高き志を重ね 心を込めて取り組むこと

その日々の仕事を通じて 素晴らしい日本を創る

我々は、いま その決意をこそ 固めなければならない

我々は、いま その思いをこそ 定めなければならない

その決意を固め 思いを定めたとき すでに我々の歩みは 始まっている

社会起業家としての歩み

社会起業大学 社会起業家フォーラムの理念
働くすべての人々が 社会起業家となる時代

日本という国において 「働く」とは
「傍」(はた)を「楽」(らく)にすること

日本という国において「企業」は 本業を通じて社会に貢献する

最後に申し上げたいこと

希望とは何か
希望とは 悪しきことがあっても いつか 良きことが起こる
という意味ではない

希望とは
すべての起こることは 必ず、良きことに結びついている
という意味

我々は この東日本大震災を いかなる眼差しで見つめるか

我々は この東日本大震災を 必ず希望へと転じていく

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最終更新日  2011年03月30日 12時26分22秒
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