|
|
|
2006.04.29
カテゴリ：足の痛に関する話
５０代の女性より電話が入る。
症状はベットから辛くて起きあがれないらしい。 電話ではよく症状が理解できなかったが、腰痛と足のシビレなのかなと理解した。 時間丁度にその女性が来来院してきたが、歩く姿を見ると両足を引きずり、見るからに辛そうだ。 そうイメージとしては、ジャイアントロボが歩く感じだ。 問診で詳しく聞くと、一ヶ月前のある日突然起きあがれなくなったと言う。 両足を動かすと裏側が痛みらしいが、腰痛は無いとのこと。 座位で立位で視認すると、明らかに大きな歪みが発生している。 顔もこわばり、全身がもの凄く緊張しているのが分かる。 ベットに横になってもらい、施術をはじめるが、横になるまでに数分を要するほど動きがスローだ。 通常は検査から始めるが、今回は下半身の緊張を取ることから始めた。 太ももがガチンガチンになっている。 横引きを数回おこなうと、ス～と緊張がとれたことが分かった。 一度両足を動かしてもらい、痛みの確認をしてもらうと、嘘のように足が軽いと言う。 しかし今度はヒザ裏が痛むと言う。 少し時間を空けた方が良いと判断して、背中・腰・肩廻りの緊張を緩める。 続いてうつ伏せになってもらうが、体勢を変えるスピードが速まっているのが分かる。 背骨を検査して、歪みを丁寧に取り除いてから骨盤を調整。 痛むヒザ裏を施術して、お尻から太ももの裏側を研修で学んだ新技法で緩める。 患者さんが「なんだか気持ちいいですね。もっと早くくれば良かった」と漏らす。 自然形体療法の不思議な所は、施術を受けてる本人も何をされているのか分からないが、気持ち良いところにある。 まるで揺りかごで揺られているみたいに。 一通り施術を終えて、症状の確認をするように話すが、確認作業が不要なほど動きが軽快になっている。 何よりも顔の表情が違う。 来たときは足が上がらず、足の裏を擦って歩いていたが、ベットから少しばかりぎこちない動きをしながらも、スムーズに立ち上がり、普通に歩くことができている。 ここに来る前に病院に行き、針と灸もしていたそうだ。 それぞれ数回通院したが、何も変わらなかったので、途中で通うのを止めてしまったらしい。 今回は、元の元気な身体を取り戻したいので、宜しくお願いしますと言われた。 私に信頼を感じてくれたのだと思うと、とても嬉しい。 翌日に予約を取って頂き、別人のように歩いて帰って行く。 期待を裏切らないよう、基本に忠実に施術をしていこうと、改めて自分に誓った。 今日の話はいかがでしたか？ 宜しければパチとクリックお願いします。 ｶﾜｲｲ☆ブログランキング(*^^*)ノ♪ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[足の痛に関する話] カテゴリの最新記事
|
