テーマ:海外生活(7798)
カテゴリ:旅行あれこれ
ただいま~! 昨日の夜帰って来ました!
いやー、もうすごかったですよ、今回の旅行は。 何がすごいって、もうどう言っていいやら悪いやら、無茶苦茶なくちょくちょ。(苦笑) 「こんな野生動物見れました~」とか 「こんな踊り見ました~」とか 素敵な報告をする予定だったんですけどね、やっぱり所詮は予定。 結局はいつもの「ばかたれ!」みたいな日記になっちゃいますわ、許して(涙) さて今回の旅行、先日金曜の日記で 簡単にご説明したスケジュールの中で まともにできたのは、ジャングル・クルーズのみというお粗末さ。 (それも象やワニは見れなかったし・・・ でもカワセミや野鳥はきれいでした。) 最初から最後まで「やっぱりインドネシアだ」と思わせてくれる内容だった。 ランプン州政府が観光事業の一環として企画した 今回のフェスティバルと旅行。 観光大臣や大使、日本人(外国人代表ね)を招いて、ランプン州各地の踊りを披露したり、 ワイ・カンバス国立公園で飼育している象の踊りを見せたり・・・ 「バリやジョグジャだけじゃなく、ランプン州にもぜひ来てね」とアピールしたい訳。 “宿泊費やエレファント・サファリ代、バス代などは州政府が負担” とあったので 比較的安く行く事ができました。 できたんだけど、この州政府ってのが全ての元凶で。(怒) ジャワ島からの船が1時間遅れたというトラブルを皮切りに、 全てが後手後手、何一つまともに進みませんでした。 最大の元凶は、2日間我々のアテンド兼ガイドとして同行した ランプン州観光局課長ヤマン・アジズ(48歳)。 「この国の役人が、いかに仕事をしないか、責任感がないか、ウソをつくか、バカなのか」 の、見本市みたいなオヤジでした。 本来のスケジュールは 8:00 ジャワ島、メラック港を高速艇で出発 8:45 ランプン州バカウヘニ港着 9:00 港出発 11:30~12:00 途中の食堂でランチ 13:00 ワイ・カンバス国立公園着 14:00~16:00 フェスティバル見学 17:00 ロッジ着・休憩 18:30~19:30 エレファント・サファリ 20:00 ディナー・パーティー、終了 翌日は 5:30 起床 6:00 朝食 7:00 ウェイ・カナン国立公園のジャングル・クルーズ開始 10:50 ロッジ出発 12:00 昼食 15:00 ランプンのバカウヘニ港到着 15:30 高速艇でジャワ島、メラック港へ 16:30 メラック港着 18:20 ジャカルタ市内着・解散 で、実際はというと、 8:40 ジャワ島、メラック港を高速艇で出発(この時点で全て遅れる) 10:00 ランプン州バカウヘニ港着 10:15 港出発(政府観光局が用意したバス。パトカー先導で飛ばす、飛ばす) 13:50~14:30 予定外の地元イベントに強制参加 ランチほとんど食べれず 16:00 フェスティバル開場着 大臣たちVIPは既に帰っており、ショーもほとんど見れず。 17:45 開場を出発 夕日&象に感動(これは本当に素晴しかった!) 19:45 ロッジ着。大臣が帰ったからという理由でディナー取りやめ。 もちろん、エレファント・サファリもなし。 自分達が持ってきた食料で夕食を取る。 (随分後から 残飯のようなディナーBOXが来た。) ボウフラいるかな?みたいな雨水利用の水マンディでお風呂。 排ガスで鼻の穴まで真っ黒。 飲んで食って、そして適当に寝る。 翌日 4:30 起床 5:30~7:00 ジャングル・ツアー(景色最高! でも見れたのは猿と野鳥だけで、ちょっと残念) 7:00 朝食(具なしチャーハンと目玉焼き。 でも外で食べるとこれがなかなか美味し。) 7:45 ジャングル・トレッキング(蛭に食われて みんな血だらけ!) 9:30 ロッジ発(途中で昼食・参加者1人空港へ送り届ける) 17:00 ランプンのバカウヘニ港到着(乗る予定の高速艇は4:45に出航しただと/怒) 18:00高速艇ではなくフェリーで帰る。(ゆったりしてて、返って楽だった) 20:15 メラック港着(運転手は予定より4時間も待ちぼうけ。 ごめんよ~) 22:00 ジャカルタ市内着・解散(お疲れさま~!) こんなんでした。 なんでこんだけ無茶苦茶に予定がずれたか? というと、 全ては この国の役人仕事のいい加減さのせい。 最初は「ランプン州政府観光局のご招待」とかそういう触れ込みだったのに、 よくよく確認すると、運営自体は東ランプン県だったとか。 いわゆる、州政府と県のコミュニケーションがまったく取れてなかったって事ね。 日本政府の縦割り行政もあかんけど、ここの場合は、縦にも横にも割れない。 誰1人仕事をしようとしないので、全てがいい加減になってる。 ヤマンだって、いう事やる事全てウソばかりで、そのくせ一言も謝らない。 バスの運転手やロッジのスタッフからも 「こんな話聞いてない」とか「もっと金寄越せ」とか言われてたし、 何一つ まともに手配が出来てないようだった。 招待って意味、分かってんのかな? 有料でいいからまともにやってよ(怒) 「昼ご飯は用意してる」→してない。 「ディナーは用意してる」→してない。 「象に乗れる」→乗れない。 「餌をやれる」→やれない。 「船は5時だ」→4:45。 「船を待たせてる」→待たせてない。 「できる」→できない。 面白いくらい、平気でその場でウソを言えちゃう彼が、とっても素敵♪ 挙句の果てには「空港に寄ったから遅れた」とか怒ってるし。 なんにせよ、これで給料がいいってんだから、いい身分だわ。 でも自分の上司にはいい顔したいから、写真撮影だけは熱心なのよ(苦笑) 「日本人も喜んでおりました。 これが証拠です!」 肖像権もないしな、ここは。 「インドネシア政府や役人が企画したイベントに参加する時は、 最初から1/3しか実行されないと思っておかないとね。 まったく無能だから」 と、だんなの感想。 いつもこんな奴ら相手に仕事してるのね、偉いわ~。 しかーし、今回は色んなトラブルに見舞われたけど、それでも笑って終われるのが インドネシア旅行のスゴイところ。 参加者のみなさんももう慣れたもので、ビールなんぞ飲みながらゆったり構えてるし(笑) ブログに来てくれたちょこさんとも、楽しくご一緒させて貰えました。 お子2人が可愛いの! しかもあの環境でも元気いっぱい。 将来有望な逞しさです(笑) 詳しい内容は(またいつか)HPの旅行記であげるとして、 今日はざっとご報告させてもらいました。 うーん、これじゃ、バカオヤジのバカ加減があまり伝わってないな~(苦笑) ともあれ、誰も怪我する事なく、トラに食われる事もなく(蛭の餌食にはなってたけど)、 人生で滅多に経験できない、お粗末旅行を楽しんできました。 お留守番だっただんなは可哀そうだけど、またこういうのにチャレンジしてみたいです♪ バスが壊れて修理中。 この赤いシャツのオヤジがボケナス・ヤマン。 地元イベントに強制参加。 ランプン州の衣装を着て道を練り歩き・・・ 何がしたかったのかね? ダンドゥットにあわせて踊る象。 ノリノリだった。 象さんに乗ってお散歩♪ この後エレファント・サファリは中止になったので、乗っててよかった~ こういう集合写真だけば、必死で撮ってたヤマン。 他に仕事あるやろが。 残飯と言われたディナーBOX。 “大臣との豪華ディナー”の予算は誰が着服したのか知りたい。 これがインドネシア式カマール・マンディ。 トイレとマンディ(お風呂)が一緒ね。 ちなみに体もお尻も、この手桶で洗います。(さすがに顔と口はアクアで洗った。) ジャングルクルーズ。 川面に森が映って鏡のようだった。 カワセミ。 青い羽を光らせながら飛んでました。 蛭に吸われて血だらけ。 どんどん出てくるのよね~ なかなか傷口が固まらない。 60頭もの象とこの夕日! 本当に美しかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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