テーマ:ニュース(100216)
カテゴリ:ECO
映画の後に、トークセッションがありました。
去年見ました。『みえない雲』のときにもあったんですが ちょっと疲れてしまったので、そのときは参加せずに帰ってしまったのですが 今回はしもべも一緒でしたので、参加してきました! 今回は対談 田中優氏(未来バンク)×中村陽一氏(立教大学教授)だったのですが、 田中さんの話してくださった「日本の電気代の高さについて」のお話には、 ここで聞かなかったら一生知らないで過ぎてしまったのでは?というお話でした。 (ニュースやメディアではなかなか聞けない話) ↑2000年に書かれた著書です。こちらはダム問題にも触れてます。 わたくしも現在読書中。 詳しい数字は忘れてしまったのですが、日本の電気事業は公共性が強いので 売った電気の△%が儲けという風に儲ける割合が国で決まっているそうです。 ですので、たとえば1億円が欲しいと思ったらどんどん電気を使わせれば 必然的に儲けは増えるというわけ! 電気代というのは一般家庭では使えば使うほど高くなるけれど 企業(工場とか)は使うほど利率が良くなるように設定されている。 なので、日本中の家庭が「節電」をいくらしても 企業はケチケチして10A使って100円/A(たとえの数字) じゃんじゃん使って100A使って10円/Aとなれば、(同じ料金だもの) 節電なんかするわけないので日本で使う電気量は減らないので 電気がもっと必要だと電力会社は言うわけです。 そこで、もっともっと作れ って国や電力会社はいっているようです。 しかし、田中氏によると 目先のことだけを考えず 100年後の未来を考えて 今ものづくりをしないと後々大変なことになる 石油も石炭もウランも持続可能な資源ではない! クリーンで永久に続く資源といえば『自然エネルギー』 それしかない! ということです。 企業にかかる電気代こそ値上げをすれば、企業は節電し、省エネ機械開発に力を入れる ようになりますので、日本全体で電気量が少なくなるということです。 また、海外の電力会社の取り組みなども色々伺えてすごく目からウロコなアメリカの 電力事情が聞けて本当によかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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