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テーマ:交通事故・・。(660)
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今年あった話です。
ある日、女性から電話があり、母が事故を起こしたとの連絡が! 話によると救急車と警察は呼んであったみたいだが、まだ現場にいるとの事。 あわてて現場へ直行!現場では母がうずくまっており、警察官もいた。 電話をかけたのは通りすがりの方で、母から家の電話番号を聞いて かけてくれたのでした。 事故当時も母を歩道へ運んでくれたらしい。礼を言いたいが 事故直後は母も気が動転しており、何処の方か分からずじまい。 その親切な方には感謝、感謝です。 その横に加害者、40代くらいの主婦。母と自分に何十回となく ’ごめんなさい’を繰り返す。 なかなか救急車が来ないのでイライラ!しばらくして救急車が来たので同乗し病院へ。 病院へ向かう途中、隊員が母の脈拍を絶えずチェック。異常に脈が速いようだった。 やっと病院に!検査の為、レントゲン撮影。診察。まだか?全ての時間が長く感じる。 医者に呼ばれ検査結果の説明。何とか骨折や異常は無く大丈夫らしい。 しかし両足の打撲に加え、全身あちらこちらと軽い打撲。 年をとると尚、症状が遅くあらわれるので、2~3日すれば痛みが出てくるかも 知れないとの事。とりあえず大事に至らなかったので一安心。 帰りに診察代と湿布代など¥13,000-程かかった。 そして帰りかけに加害者が現れる。 警察から事情を聞きたいので、出頭して欲しいと事故現場で聞いていたので 加害者の運転で母と警察へ。別々に事故の説明を行う。 話では、母が自転車で横断歩道付近を渡っている最中、対向車が一時停止せずに 突っ込んできたらしい。でも母が咄嗟に自転車から飛び降りたので、軽い接触と けがで済んだ。 警察からは加害者にどういった罰を与えたいか聞いてきたらしいが、 穏便に済ましてあげて欲しいと答える。 その後、加害者の運転で自宅へ向かう。運転は事故後もあり、 少し気を使ってる様に感じたが雑さも感じられた。 車内もゴミだらけ。これでは事故を起こすだろうといった感じ。 しかし、家まで送ってくれたので罪悪感はあるのか?と思うし、帰るまで謝っていた。 一応その後、見舞いのフルーツを持参。何処で買ったのか少し傷んでいた。 翌日も病院に行き、検査。全治2週間との診断。次の診察は2週間後との事。 やけに診察したがらない様子。保険会社と何かあるのかと疑問。 診断書(¥2,625)を書いてもらい、警察にもっていく。 早速、ネットで治療代や慰謝料について調べる。 父も交通事故相談所に聞きに行った。 結果、母は状況的にも年齢的にも過失0。加害者に100%の過失があるらしい。 そして現在は専業主婦である。 ( 収入が無い専業主婦の場合の保証 ) 専業主婦は家事従事者として休業損害額や慰謝料を請求できる。 ○ 休業損害額:一日当たり¥5,700-。 ○ 慰謝料:¥4,200-か¥8,400-(下記で説明)。 ※ 専業主婦でパートなどの収入もある人は賃金センサスの基準で計算するとか! 慰謝料とは 事故によって被害者が受けた精神的な苦痛に支払われる賠償金のこと。 精神的な苦痛と言っても、通常はケガをした場合に限られ、 慰謝料は自賠責保険の基準では1日¥4,200-の定額。 全治までの日数か、総治療日数(通院した日数)×2か、 どちらか少ない日数が対象となる。 全治日数計算なら一日¥4,200-。 総治療日数計算なら一日¥8,400-。 すなわち治療を長引かして、何回も通院する事で多くの休業損害と 慰謝料が取れる事になる。 逆に、自宅で自分なりに養生し、一切通院しなかった場合、 最初の事故当時一回分の保証のみとなる。 すると休業損害額¥5,700-と慰謝料¥8,400ー、 計14,100-しか支払われない事になる。 だから診察の回数を増やす事で金額が増す。 この事から病院や保険会社との連携?か裏があり、 診察を減らしたり少なくするように意図的なものがある様に感じられる。 これは単なる思いこみでしょうか?実際の所は分かりません。 又、それを利用した保険金詐欺や、慰謝料などを出来るだけ 保険会社よりふんだくろうと考える被害者も決して数少なくはないはず。 その対策かも知れないが。正直な者ほど損をする仕組みに納得がいかない。 それに完治する日数に対して請求出来るのでは無く、 病院へ治療に通った回数で計算するのも納得いかず。 尚、自賠責保険の支払い限度額は、120万円 。 加害者が任意保険に加入している場合、保険会社は120万円以内ならほぼ、 損をすることが無い為、大体の支払いに応じるが、それ以上になると保険会社にて 負担する為、条件を厳しく搾ってくるに違いない。 とりあえず、保険金をふんだくろうとは全く考えてはいないし、 怪我が大事に至らなかっただけで十分。 しっかり完治すればそれでいいのであって。 又、加害者は今回を教訓に以後、事故の無いよう常に意識すればいいだろう。 治療2週間目で完治してない為、保険会社に事情を説明した結果、 完治するまで通院して欲しいとの事。 病院側は全治2週間の診断。しかし、ほぼ全治するまで3週間かかった。 通院も痛みが強い時と、病院からの診察日だけに! ずる賢い人は通院回数を増やしたり、長引かせたりする人もいる。 それが有る程度、一般で通用するのは残念。ずる賢く生きる方が得な世の中? 考えると幾らでも矛盾している世の中の仕組み。はぁ~っ!ため息ばかり。 後日、保険員が自宅へ示談交渉に! 最終的には、慰謝料、休業損害料、交通費(タクシーとバス)、治療費、 診断書料などを請求。 当然、自賠責限度額の120万円にはほど遠い。 そのせいか、上記合計に加え少しだけ上乗せされていた。ここで示談成立! しかし事故当時以来、加害者からの連絡や見舞いなど、一切なし。 治療完了の報告くらい保険会社から聞いているはず。なのに来ない。 事故時にあれだけ何度も謝罪し、母が警察に穏便に済むようにもしたのに。 全て保険会社まかせ。治療途中に電話で一言でもいいし、 若しくは完治時にケジメとして、見舞いくらいしてもいいのでは? あの時の謝罪は口だけか?心からの謝罪ではなかったのか? その場逃れの言葉だったのか? それに保険会社の役割を勘違いしているのではないでしょうか? 保険会社が加害者ではないのです。加害者は保険加入者なのです。 保険会社は諸々の手続の代行をしてくれるだけなのです。 加害者は全て保険会社まかせにせず、手続き以外の思いやりが必要なのでは? 口では何とでも言える。本当の謝罪は行動で示さないといけないのでは? こちらとしても穏便に済まし、酷い対応もしていない。なのに…。 この様な考え方だから事故を招く。 いい年してても常識に欠けた主婦です。その間に出来た子供が将来、 怖く感じるのは自分だけ? 本人のいい加減な運転のせいで怪我しようが死のうが勝手だが、 被害者がいればそうはいかない。 車の運転をしてる以上、そう言った自覚を持って運転して欲しい。 飲酒運転など以ての外。それで死者をだした場合は殺人であるし、 家族からすれば死刑にも値する。 日本の法律は全て甘すぎる。だから加害者が増えるのであって国にも責任が! 今の世の中、非常識で自己中心、身勝手な人物があまりにも増えている。 自然が破壊され文明が発達しすぎなのが原因かもしれないが。 何時、自分が加害者になるかも分かりません。 しかし一番大変なのは被害者とその家族。 自分の不注意で被害者とその家族の幸せな生活が一転したりもします。 車は便利ですが一瞬の気のゆるみで’殺人を起こす凶器’に! 車を運転されている方、慣れが生じて確認や’安全運転’を怠っていませんか? 事故を起こしてからでは遅いです。常に意識して運転を心がけて下さい。 それと同時に歩行者の皆さん、青信号や横断歩道でも 時には車が突っ込んでくる事も! 車が通る所、見える所、走ってる所では常に警戒しながら歩きましょう。 少しでも危険から逃れる事ができるかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月08日 23時10分35秒
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