ひとりごと程度のラジオ生活ブログ

2017/10/11(水) 午後 9:57

先日、IBCラジオ室根FM補完中継局と遠野FM補完中継局に予備免許が交付されたとのことで、室根山へ行って来ました。

室根山は山頂付近まで車道が通じているのでアクセスは容易です。


山頂付近の駐車場へ車を置いて歩いて行くと、工事業者が作業をしていました。

手前の塔は地上デジタル放送の送信設備で、そのすぐそばに今までは無かった真新しい塔が立っています。

おそらくIBCラジオの室根FM補完中継局設置の準備と思われ、作業員が足場を組んでいました。

一枚目画像の一番右側の塔は、自治体の無線設備？とFMあすもの送信所です。


室根山山頂からの遠望。

訪問した日は雲海が綺麗でした。

こちらはNHK-FMの室根中継局。

3エレ2段2面で、北西と南西方向に向けられています。

気仙沼方向には飛ばないようにしていると思われます。

IBCラジオはどんなアンテナが設置されるのかは現段階ではわかりませんが、おそらく似たような指向性がかけられるでしょう。
だだ、室根山は標高約895mの独立峰でロケーションは非常に良く、実効輻射電力も30Wとのことで、束稲山にある一関中継局(垂直偏波)よりも飛びが良くなりそうな気がします。
電波形式もF8Eですので、盛岡FM、二戸FMに続いてステレオ放送が実施される模様。(IBC一関FMはF3E-モノラル)

遠野中継局もF8Eで、こちらもステレオ放送が実施されると思われます。
免許情報をよく見ると、遠野中継局の設置場所は既存FM中継局のある遠野市松崎町ではなく、"遠野市遠野町"になっています。
IBCラジオ遠野FM補完中継局は、
地上デジタル放送の中継局がある物見山に設置されるのでしょうか？

室根山も物見山も盛岡新山送信所からの電波を直接受信出来ますので、ステレオ放送が可能なのでしょうね。
試験電波が発射される日が楽しみです。