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カテゴリ:ラジオ・テレビ送信所
IBCラジオ室根FM補完中継局のついでに、一関市のコミュニティFM局「FMあすも」の室根中継局も訪問してきました。
右側に見える鉄塔にFMあすも室根中継局があります。 右側鉄塔の拡大。 ちょっとわかりづらいですが、黄色で囲ったところに送信アンテナがついています。 別角度から。 2013年7月訪問時の画像。 現在とほとんど変わりないです。 2013年7月訪問時の画像拡大。 大型反射器が付いた3エレの八木アンテナが1段2面で取り付けられています。 ビームは真北のやや西と真南のやや東の2方向で、それぞれ大東町大原地区と室根町折壁地区に向けられているようです。 鉄塔右側についている白色の四角いアンテナは中継用と思われます。 このFMあすも室根中継局は、2012年の開局から現在までの間にアンテナの追加・出力の変更などが行われました。 こちらは2012年5月の画像です。 開局当初、送信アンテナは北方向の1基しかついていませんでした。 しかも出力はわずか2W、実行輻射電力も6W程度しかなかったと記憶しています。 山がちな地形のため電波は届きにくく、アンテナが向けられている大東町大原地区や、距離的にも近い室根山直下の折壁地区でも受信状態が悪かったようです。 その後南方向のアンテナが1基追加され、さらに出力も2W→10Wへ増力されたため、受信状況は改善されたようです。 前回のIBCラジオ室根FM補完中継局の記事でも書きましたがロケーションは抜群で、増力の効果もあって電波は遠方にも飛んでいるようです。 私がカーラジオで確認した限りでは、奥州市内はもちろん、北上市や花巻市あたりでも聞こえます。 盛岡でも羽場や湯沢など南西の地区ではかすかに受信できます。 石蔵山にある親局は一関市中心部(西方向)にビームを向けているため、北の方角に届いている電波はおそらくこの室根中継局からのものと思われます。 FMあすも 室根中継局 周波数:79.5MHz 電波形式:F3E(モノラル放送) 空中線電力:10W 実効輻射電力:27.7W (総務省電波利用ページ、無線局免許状等情報から) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.22 13:56:38
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