有馬、鳥肌、モツ鍋!
クリスマスムードがピークに達しようとしていた12月23日、まず私は渋谷へ向かった。中央競馬、1年間の総決算となるグランプリ有馬記念の馬券を買うためだ。 この数年間、年に2回しか馬券は買っていない。初夏の日本ダービーと、年末の有馬記念。昨年は見事3連複を的中、上出来だった。 今年の大本命は1番メイショウサムソン。鞍上は今年、通算3000勝という前人未到の大記録を達成した武豊である。 これを外すワケにはいかない。1番を絡めながら馬連、馬単、3連複、3連単と合計1万円を購入。 しかし競馬の神様は、とんでもないサプライズを用意していた。私はレースの結果を、お気に入りの喫茶店「渋谷トップ」で知った。もちろん、トップを獲るというゲン担ぎである。 携帯電話で確認すると、勝ったのは9番人気のマツリダゴッホ。期待のメイショウサムソンは8着に沈んだ。これは悪夢か。 完敗である。前日に、ある人物に電話して「1から16で、これだ!と思う数字教えてよ」と聞くと「3、8、9」と出た。 結局、的中したのは3番。しかも、弱気に複勝なんて買ったもんだから1000円にしかならなかった。せめて単勝を買っておけば5000円戻ってきたのに・・・・。 惨敗ムードを払拭しきれないまま今度は九段下へ移動。九段下といえば日本武道館だが私の行き先は九段会館。2ヶ月前に友人が確保してくれた鳥肌実のライブが行われる。 日章旗を掲げて客席後方から登場したミスター玉砕。力強い演説、テレビでは決して放送できない下ネタ、見事なCG、そして歌謡ショーを織り交ぜた抱腹絶倒の2時間半を過ごした。 ライブ後は、中目黒にあるモツ鍋の名店「鳥小屋」へ。同席した後輩が予約してくれていた。東横線のガード下というロケーションが泣かせる。 午後10時過ぎだというのに、ほぼ満席。店内は狭いが、大衆居酒屋の雰囲気が漂い生ビールがいっそう美味しい。 まずは基本のモツ鍋。さらにモツ炒め、酢モツ、手羽餃子。とろとろで激ウマの明太玉子焼きも注文。 最後はダシが出た汁の中にご飯をパイルダー・オン。玉子を混ぜた極上雑炊でシメ。 あふぅ、満腹でホロ酔い。年末って感じだなぁ。競馬のマイナスは年末ジャンボで奪還しよう!って、買ってないし。涙。