2024年大晦日
今年も残すところ4時間程。いつもは適当に済ませている大掃除、何故か今年は本気モードになりましてついさっき、ようやく終わりました。やり慣れないことをしたので、既に利き腕が棒のよう。肩もパンパン。これは明日は身体中痛いのではなかと思います。やり慣れないことはするものではない、次は手抜きで良いかと思っている次第。あ、途中休憩で娘たちと美味しい物食べよ と息抜きもしましたわ。さて、観劇じまいは花組でしたが、その後ちょっと映画を観てきました。私の好きなマシュー・ボーンの「エドワード・シザーハンズ ダンスバージョン」男性だけのスワンで有名ですね。初日は首藤康之さんのトークショーがあるとのことで、本当はそこに行きたかったのですが、残念ながら別の日に行ってきました。マシュー・ボーンの来日公演は都合がつけば観に行っていますが「赤い靴」はコロナで来日中止(チケット取ってたのに)「ロミジュリ」はれいこちゃんの大劇場退団公演中だったので諦めました。Blu-rayで見ることはあっても、大きい空間で観るのはまた違います。期待でワクワク、どれだけ人が集まっているのだ?と思いきや、10人前後。マジ 暮れで皆忙しいから?勿体ない、絶対行った方が良い。映画の難は予告編です。私の場合、予告編を観て本編観ようかなと思うことはほぼない。それなのに延々15分、ギリギリに入れば良かったかな、通路脇だし。細かいことは何も言わない(でも少し言うけど)、とにかく最っ高ハッピーエンド好きとしては最高とは言いたくないのだけれど、演出、ダンサーの動き、音楽の融合が凄い。映像だけれど思わず場面場面で拍手をしそうになる。実際の舞台を収録しているので、映像の中で拍手が沸く。エドワードが動き出すシーンは、簡単な動きのように見えて絶対物凄い腹筋、体幹が必要だと思う。そこから拍手したくなる。ハサミの動きが細かくて、あれを動かしながら踊るって相当難しいはず。しかも周りの人に当たらないような絶妙な距離感。人造人間のぎこちない動きと長い刃物が付いた指の動きが反比例しているかのよう。ハサミのを活かして人々に受け入れられていくもヒロインを巡りジムを傷つけ結局は一人で生まれた城で密かに過ごすことになる。この2幕のパ・ド・ドゥが二人の息がぴったり揃っていて素晴らしすぎる。何度もリフトが入るのだけれど、ハサミの手は使えない。手を使わないので高く持ち上げることは出来ないが、あんなに滑らかに踊り且つリフトのバリエーションがあるのかと驚く。観終わった後は、もう一回観たい、時間が許せば続けてもう一回、と思ったほど。これ、来日公演は予定ないのかな。せめて円盤でも欲しいのだけれど。1月2日まで渋谷他で上映、その後あちこちで上演されるそうだけどもう一度見る機会はあるかな・・・新しい年も素敵な作品とたくさん巡り会えますように。