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濁点の物欲 tectecmayさん
痛勤怪談 電車の中… syanteiさん
2018.03.15
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カテゴリ:街角
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 天気も気分も良かったので10日、世田谷代官屋敷を目指して散歩です。


 環7・駒留陸橋から駒留通りというのか? 途中にありました。石屋さんなのでしょう……ひょうきんなブルドックに二宮金次郎らしきもありました。


 ある程度の目途をつけて路地を曲がったところ郷土資料館の建物……ここから出入りはできないそうです。でも見つけて一安心です。


 辿り着きました…茅葺の表門……右側に番所を備えています。


 表門の脇に事務所があったので足を向けると、「どうぞご自由に」と管理の方が言葉をかけてくれました。無料なんですって…
 世田谷区名木百選に選ばれている「タブノキ」立派です。この木以外にも、7種10本の保存樹木があるとのこと……この日も手入れの職人さんたちが働いておられました。ご苦労様です。


 主屋は、この土間にだけ出入りできます。ちょっと寂しかったですが仕方ないですね…無料ですから。
 寛永10年(1633年)、井伊家が世田谷領15箇村(後に20箇村)を拝領した際、代官に起用された大場氏の居宅を含む代官屋敷だったそうです。なるほどなるほど、近くに世田谷城址公園や豪徳寺があることと繋がりました。


 南側の縁側も立派ですが、現在の主屋は昭和42年(1967年)に復元したものだそうです。陽当り良好です。


 70坪の主屋…濡れ縁完備で素晴らしいですが、冬は寒かったでしょう。


 2階建てみたいです。オシャレなテラスみたいなのもありますが、本当かしら?


 立ち入り禁止で近づけませんでしたが、水は今もあるかもしれません。


 残念ながら梅は終了していましたが、立派な古木が景色を引き立てていました。縁側に座って眺めたかった~


 空は青い……もうすぐ春です。


 主屋の西側に蔵も隣接……これも新しいのでしょう。


 道標……梵字の下に「大山道」、右側には「登戸道」とあります。
 1746年頃の道標らしく、もとは現在の弦巻5丁目あたりにあったのをここに避難させてきたらしいです。


「山吉講冨士登拝記念碑」だそうです。
 富士山に対する信仰は原始的な山岳信仰として旧くからあったそうだが、庶民の間に冨士登拝風習が盛んとなったのは、富士の行者・食行身禄(じきぎょうみろく)が現れ、庶民救済の教義を提唱した18世紀以降だと。食行身禄を初め、弟子たちは独立して講を結成し、さらにそこから多くの枝講が生まれ、19世紀初頭には富士講の隆盛期となり「江戸八百八講」と呼ばれるほどの数があったと。
 この碑は、三軒茶屋の冨士講・山吉講先達の堀江兼吉さんと言う人が、講中の三十三回登拝を記念して屋敷地(現・太子堂4丁目)に建てたものだと言う。ちなみに、堀江家は「三軒茶屋」という地名の由来となった三軒の茶屋の一つ=田中屋を経営した旧家だそうだ。チャンと三軒の茶屋があったんやな~ と感心するが、なぜ堀江屋じゃなく田中屋だったのか? 疑問に思う私でありました。(脇に建てられていた説明を参考に書きましたが、何処の解説も私には分かりにくいです。スペースが限られているのは理解しますが、もうちょっと優しく丁寧に説明してくれるとありがたいです。)


 主屋西側……15時なので、郷土資料館の影が落ち始めています。


 白州通用門(中門)ですって……


 代官屋敷にも白州があるんかいな? 「裁きを言い渡す!!!」ってやったんかいな? と思いきや、領内の名主が藩の役人に謁見(えっけん)する際に使われたんだって。しかし、名主とて庭先に座らされての謁見だったんや。敷き詰められた小石の上じゃー痛い。痛いから、皆、早々に引き取ったことでしょうが、それが狙いだったりして???


 主屋北側……右手前が玄関……式台玄関と言うそうな。低い板敷台(式台)を備えたからだと書かれていましたが、私にはよく分かりません。他の様式と比較させてくれるとありがたい。


 主屋を一周してきました。見学終了~

 おまけ…

 トイレに行きたかったので、串カツ田中に入っちゃいました。
 カウンターの隅っこで、生ビールと串カツ4本(1本100円)を頼んで一休み。目の前に「ハイボール 超品質店」と書かれた金のジョッキが……「これは飲んでみなければ」と早速注文。おもしろいサービスをやっていました。チンチロリン=サイコロ2つを振って、ぞろ目ならタダ、奇数なら半額、そして偶数ならダブルサイズの大きなジョッキなので料金は倍額。チャレンジするかはお客次第ですが、遊び好きの私は運良く奇数で半額の一杯をゲットしました。


 私が入店した直後、隣に30代の男性が一人で来店されてオーダーしたたこ焼きです。初めから自分で焼くのですが、「飲みながらこれをやるのが楽しみなんです。儀式ですね」と、常連さんですがさすがに上手にできました。でもって、他人のを撮らせてもらった次第です。
 ラグビーをやってきたそうで、今もまた誘われていると語る気さくな若者でした。耳のことを聞くと「潰れるのは恰好悪いから、ちゃんと保護してました」って。でも鼻は2度折ったそうで、金属を入れて真っすぐになっていますが、「鼻の手術はとんでもなく痛かった~」と笑顔でおっしゃていました。

 そんな会話をしながら数回チンチロリンを楽しんだ私です。お先に失礼しますと帰路に着く私に「お気をつけてお帰りください」と声をかえてくれました。「途中で断念したら五反田行のバスに乗れば帰れますよ」とも教えてくれましたが、頑張って歩いた酔っぱらいの私でありました。
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Last updated  2021.03.14 14:06:06
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